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浦和、大槻体制初のACLで黒星。ACL初先発の杉本健勇が先制弾も逆転負け

text by 編集部 photo by Getty Images

浦和レッズと蔚山現代
浦和レッズと蔚山現代【写真:Getty Images】

【浦和レッズ 1-2 蔚山現代 ACL決勝トーナメント1回戦 第1戦】

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦第1戦が19日に行われ、浦和レッズがホームで蔚山現代と対戦し、1-2で敗戦した。

 大槻毅監督がACLで初めて指揮を執る浦和は3バックにDF槙野智章、鈴木大輔、岩波拓也を起用。ウィングバックにDF森脇良太と山中亮輔を配置した。FW杉本健勇が浦和に移籍後ACLで初の先発となった。23歳のMF汰木康也はベンチスタートとなっている。

 いきなり浦和がチャンスを作る。7分、ペナルティエリア右で受けた杉本が、ペナルティエリア手前の中央まで走りこんできたFW武藤雄樹にパスを供給。これをダイレクトで打つが、ゴール左へと外れてしまう。

 さらに17分、左サイドを持ち上がった山中がペナルティエリアやや手前の左の位置からミドルシュート。これは相手GKの好セーブに阻まれた。序盤は浦和が良いリズムで攻勢に出る。

 すると37分、浦和が先制に成功する。MF青木拓矢が中央から右でパスを受けると、中央へクロスを供給。中央で待っていた杉本がヘディングで合わせ、ゴール右に決めた。

 だが42分、FWイ・グノがドリブルで浦和陣内へ侵入。左サイドからクロスを供給すると、FWチュ・ミンギュがヘディングシュートを突き刺し、同点ゴールを決めた。

 後半開始から浦和は蔚山現代に攻め込まれる。60分、左サイドから中央に繋がれ、最後はペナルティエリア手前でFWイ・グノにシュートを打たれる。これはゴール右に外れたが、浦和が中々相手陣内へ攻め込むことができない。

 すると80分、蔚山現代は浦和からボールを奪うと、FWファン・イルスがセンターライン付近からドリブルを開始。そのままペナルティエリア手前まで持ち上がり、グラウンダーのシュート。これがゴール左に決まり、浦和は終盤でリードを許した。

 試合はこのまま終了し、浦和は1-2で蔚山現代に敗北を喫した。第2戦は今月26日に蔚山現代のホームで行われる。

【得点者】
37分 1-0 杉本健勇(浦和レッズ)
42分 1-1 チュ・ミンギュ(蔚山現代)
80分 1-2 ファン・イルス(蔚山現代)

【了】

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