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札幌、鈴木武蔵弾で追いつき浦和とドロー。ラストマッチの小野伸二は出場せず

text by 編集部 photo by Getty Images

コンサドーレ札幌
北海道コンサドーレ札幌【写真:Getty Images】

【北海道コンサドーレ札幌 1-1 浦和レッズ J1第22節】

 明治安田生命J1リーグ第22節の北海道コンサドーレ札幌対浦和レッズ戦が10日に行われ、1-1で引き分けた。

 FC琉球への移籍が先日発表され、この試合が札幌でのラストマッチとなる元日本代表MF小野伸二はベンチ入り。古巣である浦和との試合で地元札幌のファンに別れを告げることになった。

 前半をやや優位に進めた札幌は31分に絶好のチャンス。ジェイから絶妙なスルーパスを受けた鈴木武蔵が抜け出し、GK西川周作との1対1の形を迎えたが、左足でのシュートをゴール左に外してしまった。

 後半に入っても両チームの積極的な攻め合いが続き、57分には浦和に先制ゴールが生まれる。右CKから武藤雄樹の入れたボールをファーサイドからマウリシオが頭で折り返し、DFに当たったボールをエヴェルトンがヘディングで押し込んだ。

 だが札幌も反撃に転じ、68分には試合を振り出しに。白井康介が右サイドからクロスを入れ、DFに当たったボールがゴール前にこぼれると、これに反応した鈴木が反転から強烈なシュートを突き刺して1-1とした。

 その後もそれぞれチャンスはあったが、GKの好守などもあり勝ち越しのゴールは生まれず。8位と9位に並ぶ両チームが勝ち点1を分け合った。ベンチに入っていた小野に出場の機会は訪れず、今季J1では不出場のまま札幌を去ることになった。

【得点者】
57分 0-1 エヴェルトン(浦和)
68分 1-1 鈴木武蔵(札幌)

【了】

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