進藤亮佑、小池裕太、名古新太郎、宮原和也、中谷進之介、古橋亨梧、川辺駿、永戸勝也…彼らを日本代表に推す理由【西部の目】
カタールワールドカップ・アジア2次予選、日本代表は9月10日に初戦のミャンマー戦を迎える。今夏のコパ・アメリカ2019(南米選手権)では、五輪世代とA代表の融合が図られたが、その間の世代にもJリーグで活躍する実力者は多い。そこで今回は、五輪世代より年長で、Jリーグで活躍する選手を取り上げていく。(文:西部謙司)
2019年08月30日(金)7時00分配信
脂の乗った年齢でカタールW杯を迎える世代
日本代表のワールドカップ予選が始まる。五輪代表も東京五輪まで1年を切った。A代表に五輪代表を組み合わせる、これがカタールワールドカップへ向けての強化方針になっている。森保一監督が2つのチームを兼任している以上、そういう構想があるわけだ。
U-23の五輪世代は1997年1月1日以降生まれの選手だ。97年生まれなら2022年のワールドカップでは25歳。体力的にはピークだろう。しかし、それより2年早い95年生まれでもカタールワールドカップでは27歳、心技体が充実する年齢である。彼らは東京五輪にはオーバーエイジ枠以外では出場できないが、ワールドカップということなら何の問題もないわけだ。
そこで、まだA代表に定着しておらず、五輪代表でもないが、A代表に推したい95、96年生まれのJリーガーを紹介してみたい。
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