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Honda FC、Jリーグ勢以外の天皇杯8強進出は12年ぶり。“4部相当”からの快挙

text by 編集部 photo by Getty Images

JFA
Honda FCが天皇杯準々決勝へ【写真:Getty Images】

 天皇杯4回戦の試合が25日に行われ、Honda FCが浦和レッズを2-0で下して準々決勝進出を果たした。Jリーグ勢以外の8強進出は12年ぶりの快挙となる。

 JFL(日本フットボールリーグ)所属のHondaは、静岡県代表として今大会に出場。1回戦で福井県代表のサウルコス福井(北信越1部)、2回戦でJ1の北海道コンサドーレ札幌、3回戦でJ2の徳島ヴォルティスを破って勝ち進んできた。

 アウェイの埼玉スタジアムで行われた浦和戦では0-0のまま終盤に持ち込み、83分に富田湧也、87分に原田開がゴール。昨季の天皇杯優勝チームであり、アジア制覇にも挑戦しているJ1のビッグクラブを撃破することに成功した。

 Hondaは2007年天皇杯で都道府県代表勢としては初となる天皇杯準々決勝進出。その後の11年間はJ1とJ2のチームのみがベスト8を占めており、Jリーグ勢以外の準々決勝進出は12年ぶりとなった。

 2007年当時はJ3は存在しておらず、Hondaの戦うJFLはJ1、J2に次ぐ3部相当のリーグだった。実質4部相当のリーグからの天皇杯準々決勝進出は、少なくともJリーグ創設以降では初となる。

 前回準々決勝進出を果たした2007年には、鹿島アントラーズに延長戦で敗れて惜しくも準決勝進出を逃した。10月25日に行われる今回の準々決勝でも再び鹿島と対戦する。

【了】

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