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長谷部誠、逆転後に痛恨のPK献上…。フランクフルトは後半ATに追いつかれ連勝逃す

text by 編集部 photo by Getty Images

長谷部誠
長谷部誠【写真:Getty Images】

【フランクフルト 2-2 ブレーメン ブンデスリーガ第7節】

ブンデスリーガ第7節、フランクフルト対ブレーメンが現地時間6日に行われた。試合は2-2の引き分けに終わった。

 フランクフルトに所属する日本代表FW鎌田大地は、この日も先発入りし、84分までプレーした。MF長谷部誠も先発に名を連ね、7試合連続のフル出場。ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也は、怪我のため欠場となっている。

 前半に鎌田がチャンスを迎える。21分、パシエンシアのスルーパスに反応し、ペナルティエリア右に侵入した鎌田がシュートを放つ。これは相手GKに阻まれ、クロスバーに当たり、ゴールとはならなかった。

 だが27分、ブレーメンのクラーセンにこぼれ球を押し込まれ、フランクフルトは先制点を奪われる。

 同点ゴールが欲しいフランクフルトは54分、右コーナーキックから味方がヘディングで合わせたボールを鎌田が、ヒールでGKの前で合わせるもゴールの上を越えてしまう。

 すると55分、もう一度コーナーキックを得たフランクフルトは、このこぼれ球をペナルティエリア外の右でローデが拾い、胸トラップから右足を一閃。これがゴールに突き刺さり、フランクフルトが同点に追いついた。

 さらに88分、トゥーレが右サイドから中央にクロスを供給。中央でパシエンシアがヘディングで合わせると、GKに弾かれる。だが、アンドレ・シルバが押し込み、フランクフルトが終盤に逆転に成功した。

 これで勝利を手にしたかに思われたが、フランクフルトがピンチを迎える。90分、ペナルティエリア内で長谷部が相手にスライディングタックル。ブレーメンにPKを献上してしまう。このPKをラシカが決め、ブレーメンが同点に追いついた。

 長谷部のPK献上でフランクフルトは掴みかけた勝利を逃し、2-2の引き分けに終わった。

【得点者】
27分 0-1 クラーセン(ブレーメン)
55分 1-1 ローデ(フランクフルト)
88分 2-1 アンドレ・シルバ(フランクフルト)
90+1分 2-2 ラシカ(ブレーメン)

【了】

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