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長友佑都、日本代表での10年ぶり得点に「遠かったです」。試合については「前半の4-0で決まった」

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
日本代表のDF長友佑都【写真:Getty Images】

【日本 6-0 モンゴル カタールワールドカップ・アジア2次予選第2節】

 日本代表は10日、2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選の第2節でモンゴル代表と対戦し、6-0の大勝を収めている。これで日本代表は2次予選連勝スタートを切る形となった。

 試合は立ち上がりから日本代表がペースを握ると、22分にMF南野拓実が先制点を奪取。その7分後にはCKの流れからDF吉田麻也も得点を奪いモンゴルを2-0と突き放した。

 そして迎えた33分には、FW伊東純也のクロスをボックス内でフリーとなっていたDF長友佑都が冷静に押し込んで3点目。同選手にとってはこれが代表でのおよそ10年ぶりとなる得点になった。試合後のインタビューに応じた長友は「遠かったですね。いつも狙っていたんですけど。10年ぶりに取れて嬉しいです」と得点シーンを振り返っている。

 日本代表はその後も攻撃の手を緩めず、FW永井謙佑、MF遠藤航、FW鎌田大地に得点が生まれ6-0とモンゴルを圧倒。アジア2次予選におけるホーム開幕戦を白星で飾った。

 この試合を振り返った長友は「自分たちは経験もあるのでしっかりと落ち着いて入れたなと思いますし、前半の4-0で勝負を決められたのでよかったかなと思います」とコメント。さらにこの日は実に48本ものクロスを放ったが、その点について背番号5は「中に人数占められていたんでサイドから攻撃しようというのはチームで話し合っていました」と狙い通りであったことを明かしている。

 FW大迫勇也というエースが不在のなか掴んだ勝利。長友はその点についても「誰が出てもしっかりとパフォーマンスを発揮できないとワールドカップでは勝っていけないので、選手層という意味でも、今日でアピールできた選手はいるんではないかと思います」と力強いコメントを残している。

 日本代表の次なる戦いは15日。アジア2次予選・第3節でタジキスタン代表とアウェイで対戦する。

【了】

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