日本代表、冨安健洋の代役は植田直通か。タジキスタン戦の鍵はピッチへの適応【日本代表前日練習レポート】

2019年10月14日(Mon)22時48分配信


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植田直通
日本代表のDF植田直通【写真:Getty Images】

 日本代表は14日、翌日の2022年カタールワールドカップアジア2次予選のタジキスタン戦に向けて試合会場となるスタジアム内で公式練習を行った。

 報道陣には冒頭15分間のみが公開され、軽めのランニングと2グループに分かれてのボール回しの途中で非公開に切り替わった。

 日本代表の森保一監督は、練習前に行われた記者会見で「人工芝ということで、普段選手たちはあまりプレーすることがない環境かもしれませんが、初戦のミャンマー戦もそうですし、アウェイに行った時は人工芝であれ天然芝であれ、戦いのあるピッチの環境に慣れて、そこでベストなプレーをしていくということで選手も考えてくれていると思います」と述べた。

 試合が行われる現地17時頃の気温は19度。空気には若干の砂っぽさを感じるものの、乾燥していて過ごしやすい気候だ。明日15日も大きく天気が崩れる予報はなく、14日の同時間帯と似たような状態になりそう。となればアウェイの地で懸念されるのはピッチが人工芝ということだけか。

 MF南野拓実は「プロになってからはずっと(天然)芝でしかやっていないし、やっぱりちょっとボールの転がり方とか、地面の硬さが違う。違和感はあります」と率直な感想を述べた。

 キャプテンのDF吉田麻也も「だいぶボールが足元に入るし、バウンドが変わる。水を撒いてもすぐに乾くらしいので、足が引っかかりやすいと感じているけど、それは慣れだと思う。引っかかるぶんイレギュラーが起きやすいので、細かいことはできない。なるべくダイナミックなことをして相手を揺さぶらないといけない」と、人工芝での戦い方の変化について語っていた。

 練習では水を撒いて対応しているものの、DF酒井宏樹曰く試合当日は「(水を)撒かないらしいですね。たぶん、あえて撒かないんじゃないですか」と明かした。ホームチームが少しでも日本の力を削ごうと準備をしているかもしれない。

 選手たちは人工芝用のスパイクを持ち込むなど、それぞれに対策を講じている。人工芝だったことが幸いして、前日まで3日間にわたって練習で試合会場のピッチを使うこともできた。短期間ではあるがアウェイの環境に適応するための時間を取ることができている。

 そしてもう1つの注目は、負傷離脱したDF冨安健洋が務めていたセンターバックのポジションに誰が入るか。ヒントはDF長友佑都の発言にあるかもしれない。14日の練習後、百戦錬磨のサイドバックは「植田なら心配ない」と述べた。タジキスタン戦は植田直通に先発出場のチャンスが与えられることになりそうだ。

(取材・文:舩木渉【タジキスタン】)

【了】

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