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J1の日程がスゴすぎる! 最終節で“優勝決定戦”&“残留決定戦”の可能性も

text by 編集部 photo by Getty Images

J1
FC東京、横浜F・マリノス、湘南ベルマーレ、松本山雅FC【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグは23日に第32節の各試合が行われ、今季の残りは2節となった。上位でも下位でもそれぞれの目標に向けたし烈な争いが繰り広げられており、最終節では2つの“直接対決”でチームの運命が決することになるかもしれない。

 3チームが接戦の優勝争いを演じてきた上位では、今節は横浜F・マリノスのみが勝利。FC東京と鹿島アントラーズはそれぞれドローで勝ち点1を加えるにとどまった。この結果、勝ち点を64に伸ばした横浜FMが首位に浮上。FC東京が勝ち点63、鹿島が勝ち点60で続いている。

 次節の試合で横浜FMが川崎フロンターレに勝利を収め、FC東京が浦和レッズに敗れたとすれば、その時点で横浜FMの優勝が決定する。だがそれ以外の結果となり、次節優勝が決まらなかったとすれば、12月7日に行われる横浜FM対FC東京戦は両チームともに優勝の可能性を残して迎えることになる。

 一方、下位でも同じくらい熱い最終節となるかもしれない。松本山雅FC対湘南ベルマーレ戦は、負けた側がJ2降格決定という緊迫感溢れる一戦となる可能性がある。

 プレーオフ圏の16位に位置する湘南は、FC東京に土壇場で追いつかれて勝ち点1止まり。一方自動降格圏の17位松本は横浜FMに敗れた。この結果、残り2試合で両チームの差は2ポイントとなっている。

 湘南が次節のサンフレッチェ広島戦に勝利を収めれば、松本はガンバ大阪とドロー以下でJ2降格が決まる。だがそうならなかった場合、最終節の直接対決は生きるか死ぬかの決戦となる。

 優勝争いには鹿島、残留争いには磐田もそれぞれ最終節まで絡んでくる可能性があり、状況は次節を終えてみなければ分からない。いずれにしても見所満載の最終節となる可能性は高そうだ。

【了】

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