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ベガルタ仙台、16年間在籍の梁勇基が退団。他クラブでの現役続行を希望

text by 編集部 photo by Editorial

梁勇基
ベガルタ仙台の梁勇基【写真:編集部】

 J1のベガルタ仙台は28日、同クラブに所属する北朝鮮代表MF梁勇基(リャン・ヨンギ)が契約満了により2019シーズン限りで退団することを発表した。

 梁勇基は1982年生まれの37歳。2004年に阪南大学からベガルタ仙台に入団し、これまで16年間のプロキャリアを仙台一筋で過ごしてきた。

 2006年からは14年間連続で仙台の「10番」を背負い、キャプテンも務めた。2012年にはJ1優秀選手にも選出されている。過去2年間は先発での出場機会が減少し、2019シーズンのリーグ戦では先発2回を含む13試合の出場にとどまっていた。

 J1での通算268試合出場は外国籍選手では歴代4位タイ、J2での通算254試合出場は同2位。リーグ戦合計522試合の出場は外国籍選手でJリーグ歴代1位となっている。

「ベガルタからはありがたいお話もいただいたのですが、選手としてチャレンジしたいという思いが強く、このような形になりました」と梁勇基はクラブを通してコメント。スタッフ入りのオファーを断って他クラブでの現役続行を選んだことを示唆しつつ、「これからのベガルタ仙台の発展と活躍を誰よりも願っています。いずれ仙台、東北のために何か力になれたらと思っています」と続けている。

【了】

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