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2019年世界のブレイク若手ベストイレブンを選定。日本の至宝に120億円の神童、新世代のゴールマシーンも【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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左からハーランド、ジョアン・フェリックス【写真:Getty Images】

ジョアン・フェリックス(ポルトガル代表/アトレティコ・マドリー)
生年月日:1999年11月10日(20歳)
今季リーグ戦成績:14試合出場/2得点 ※1月4日現在

 昨季彗星の如く現れ、ベンフィカで大ブレイクを果たしたポルトガルの次世代を背負うであろうスーパータレント。夏には1億2600万ユーロ(約153億円)という破格の移籍金でアトレティコ・マドリーに引き抜かれ、一躍時の人となった。まだ新天地では本領発揮に至っていないが、柔らかいテクニックと抜群の決定力を備え、フィニッシュの局面で違いを作れることはベンフィカ時代に証明済。クリスティアーノ・ロナウドの後継者になりうるポテンシャルを秘めている。

アーリング・ブラウト・ハーランド(ノルウェー代表/ボルシア・ドルトムント)
生年月日:2000年7月21日(19歳)
今季リーグ戦成績:14試合出場/16得点(レッドブル・ザルツブルクでのもの) ※12月31日現在

 今年1月にノルウェーの名門モルデからレッドブル・ザルツブルクに加入してから半年は、次の大きなジャンプのためにかがむ期間だった。夏のU-20ワールドカップで1試合9得点という離れ業をやってのけ、得点王のタイトルも獲得すると、迎えた新シーズンでも圧巻ゴールラッシュを披露。

 リーグ戦では1試合1得点以上のペースでゴールを積み重ね、自身初参戦のチャンピオンズリーグ(CL)でも開幕戦から5試合連続ゴール、グループリーグだけで8得点という驚異のパフォーマンスを披露した。10代の選手でCL5試合連発は史上初の快挙だ。この冬、マンチェスター・ユナイテッドやユベントスへの移籍が噂される中、ボルシア・ドルトムント行きを決断。確実なステップアップを選び、初挑戦のドイツでも大暴れが期待される。

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