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川島永嗣&熊谷紗希が選手の声の代弁者に。FIFPro新設の委員会入り

text by 編集部 photo by Getty Images

川島永嗣、熊谷紗希
川島永嗣と熊谷紗希【写真:Getty Images】

【2020年の日本代表日程・テレビ放送予定はこちら】

 国際プロサッカー選手会(FIFPro)は10日、新設の評議会となるグローバル・プレイヤー・カウンシル(GPC)を発表した。日本の川島永嗣と熊谷紗希もメンバーとして名を連ねている。

 FIFProには世界65ヶ国の選手協会が加盟し、サッカー選手の権利や利益を保護する活動などに携わっている。GPCは年2回以上の会合を行い、サッカー界全般の問題などについて現役選手の立場から議論を行うとのことだ。

「世界中のサッカー選手たちからの声を広げたい。プロサッカーが世界で急速に発展していく中で、この新たなチャンネルは今まで以上に重要となる。ピッチの内外でリーダー的存在である選手たちがGPCの一員となることを楽しみにしている」とFIFProのヨナス・バー=ホフマン事務局長はコメントしている。

 GPCを構成するのは世界で8人の男子選手と6人の女子選手の計14名。川島と熊谷のほか、ユベントスのイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ、アンデルレヒトのベルギー代表DFヴァンサン・コンパニ、ウニオン・ベルリンの元セルビア代表DFネヴェン・スボティッチ、アヤックスのカメルーン代表GKアンドレ・オナナなどが含まれている。

 現在36歳の川島は日本代表で長年にわたって活躍し、欧州でも現所属のストラスブールを含めた3ヶ国5クラブでプレー。29歳の熊谷はなでしこジャパンの現キャプテンを務め、所属するリヨンでも女子チャンピオンズリーグ4連覇などに貢献する活躍をみせている。

【了】

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