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「史上最も狂ったPK戦」「カオスだった」。海外メディアもまさかの展開に驚愕【FUJI XEROX SUPER CUP】

text by 編集部 photo by Getty Images

横浜F・マリノス対ヴィッセル神戸
【写真:Getty Images】

【横浜F・マリノス 3-3(PK戦2-3) ヴィッセル神戸 FUJI XEROX SUPER CUP】

 FUJI XEROX SUPER CUP2020の横浜F・マリノス対ヴィッセル神戸戦が8日に行われ、90分間を3-3の同点で終えたあとPK戦を3-2で制した神戸が優勝を飾った。そのPK戦の展開については海外メディアも驚きを込めて伝えている。

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 両チームが3点ずつを奪い合う熱戦の末に迎えたPK戦ではお互い1人目と2人目が成功。だが3人目からは枠外へのシュートやGKの好守などにより全くシュートが決まらなくなり、両チーム合わせて実に9人が連続で失敗することになった。最後はMF山口蛍がようやくシュートを決め、神戸にタイトルをもたらした。

 神戸のMFアンドレス・イニエスタの母国スペインの『エル・ペリオディコ』では、イニエスタがこの試合の勝利によりキャリア通算「37冠」を達成したとして報道。その結末については「非現実的なPK戦」と言及し、「カオスだった。実に9本のPKが連続で失敗に終わった」と述べている。

 スペイン紙『アス』電子版ではPK戦の様子を動画とともに紹介。「史上最も狂ったPK戦。9人連続失敗!」とコメントを添えている。

 英『ESPN FC』でも同様に、この試合を伝える中でPK戦の異常さを強調した。「トロフィーの行方は忘れがたいようなPK戦で決着することになった」「埼玉スタジアムのファンは信じられない様子で見守った」と同メディアは述べている。

【了】

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