フットボールチャンネル

Jリーグが開幕!浦和レッズが関根貴大の決勝弾で3-2勝利。湘南ベルマーレはタリクがPK逸で逆転の好機逃す

text by 編集部 photo by Getty Images

浦和レッズ
【写真:Getty Images】

【湘南ベルマーレ 2-3 浦和レッズ J1第1節】

 2020明治安田生命J1リーグ第1節、湘南ベルマーレ対浦和レッズが21日に行われた。試合は浦和レッズが3-2で勝利を収めた。

【今シーズンのJリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 平日金曜開催のフライデーナイトJリーグ。3年連続となる開幕戦の平日金曜開催は湘南がホームに浦和を迎え撃った。湘南は新加入の石原直樹やタリク、福田晃斗や大岩一貴らを起用。浦和はルヴァンカップで出番のなかった興梠慎三やJ1デビューとなるレオナルドらが先発に名を連ねた。

 試合開始早々に湘南が先制に成功する。7分、左サイドで鈴木がボールを持ち、中央にクロスを供給。すると中央で石原直がヘディングシュート。これがゴールに突き刺さった。

 先制された浦和だったが、前半のうちに同点に追いつく。39分、自陣で山中がボールを受け、縦に走った汰木にロングボールを送る。汰木は左から中央にグラウンダーのクロスを供給。これを興梠がダイレクトで合わせるも、富居がセーブ。だが、こぼれ球を興梠が押し込み、ゴールネットを揺らした。

 同点に追いついた浦和がすぐに逆転弾を叩き込む。42分、山中が左サイドでボールを受けクロスを供給。レオナルドが競り勝ち、ヘディングでゴールネットを揺らした。レオナルドがJ1初ゴールを記録した。

 後半開始からこう着状態が続いたが、湘南が同点に追いつく。65分、湘南は右サイドから左に展開。鈴木冬がクロスを供給すると、ファーサイドで待っていた山田がヘディング。これがゴールに決まり、湘南が同点に追いついた。

 すると69分、浦和DF鈴木が石原広とペナルティエリア内のゴールラインギリギリのところで競り合いになる。VARの判定により、鈴木がライン際で手でボールを残したと判断されPKの判定に。だが、このPKをタリクが外してしまい、湘南は逆転のチャンスを逃した。

 今度は逆に浦和がチャンスを迎える。85分、左サイドをマルティノスが突破し、右サイドの関根にサイドチェンジ。関根はトラップから中央に切れ込み、左足のシュート。これがゴール左に決まり、浦和が勝ち越しに成功した。

 その後、湘南は同点に追いつくことができず。試合はこのまま終了し、浦和が3-2で勝利を収めた。湘南はホームでの開幕戦を落とした。

【得点者】
7分 1-0 石原直樹(湘南ベルマーレ)
39分 1-1 興梠慎三(浦和レッズ)
42分 1-2 レオナルド(浦和レッズ)
65分 2-2 山田直輝(湘南ベルマーレ)
85分 2-3 関根貴大(浦和レッズ)

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top