ガンバ大阪、5年間の歴代フォーメーション。際立つ近年の低迷ぶり、4季連続無冠で薄れる強者の姿

2020年03月26日(Thu)7時00分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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低迷。長谷川体制の終焉へ(2017年)

ガンバ大阪
ガンバ大阪、2017シーズンの基本フォーメーション(黄色は新加入選手)

【シーズン成績】
明治安田生命J1リーグ:10位(11勝10分13敗)
YBCルヴァンカップ:ベスト4
天皇杯:4回戦敗退
AFCチャンピオンズリーグ:グループリーグ敗退


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 長谷川健太体制の5年目。ガンバ大阪はオフ期間にMF泉澤仁、DFファビオ、DF三浦弦太などを補強。一方でMF阿部浩之が川崎フロンターレに、DF岩下敬輔がアビスパ福岡に、DF西野貴治がジェフユナイテッド千葉にそれぞれ移籍している。

 リーグ戦の序盤は順調だった。開幕からいきなり5試合連続無敗を記録すると、その後も安定してポイントを取り続ける。第12節のサガン鳥栖戦終了時点では首位にも立っていた。結果的に前半戦を4位で終えることにはなるのだが、この時点ではまだリーグタイトルの可能性を十分に残していた。

 しかし、後半戦に思わぬ急ブレーキを踏んでしまう。成長をチームの結果に還元しつつあったMF堂安律のフローニンヘン移籍、ファビオら主力の相次ぐ怪我、FWアデミウソンの絶不調などが重なり、チームの勢いは完全に失われた。クラブの決断も早く、9月7日の時点で長谷川監督のこのシーズン限りでの退任を発表している。

 そして、こうした悪い空気を最後まで払拭することができなかったG大阪は、リーグ戦10試合未勝利のままシーズンをフィニッシュ。順位は長谷川監督就任以降最低となる10位だった。

 後半戦の獲得勝ち点は総合順位で最下位だった大宮アルディージャと並んで18チーム中最低となる11ポイント。さらに「リーグ戦10試合未勝利」「リーグ戦19試合連続失点」「公式戦13試合未勝利」などクラブワースト記録も連発している。第33節の北海道コンサドーレ札幌戦(0-1)後に行われたホーム最終戦セレモニーでは、指揮官が話し始めるとスタジアムからは大ブーイングが飛んだ。これこそが、この年のG大阪の低迷ぶりを象徴していると言えるだろう。

 FW宇佐美貴史やFWパトリックらがチームを去った中、二桁得点を記録したのはFW長沢駿のみ。夏に加入したFWファン・ウィジョも奮闘したが、低迷するチームを救い出すほどの存在にはなれなかった。これまで毎年のようにタイトル争いを繰り広げていたG大阪の一時代が、ここで幕を閉じたと言えるだろう。

▽GK
東口順昭

▽DF
三浦弦太
ファビオ
オ・ジェソク
藤春廣輝

▽MF
井手口陽介
遠藤保仁
藤本淳吾
倉田秋

▽FW
ファン・ウィジョ
長沢駿

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