ガンバ大阪、5年間の歴代フォーメーション。際立つ近年の低迷ぶり、4季連続無冠で薄れる強者の姿

2020年03月26日(Thu)7時00分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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新スタ元年は無冠に(2016年)

ガンバ大阪
ガンバ大阪、2016シーズンの基本フォーメーション(黄色は新加入選手)

【シーズン成績】
明治安田生命J1リーグ:4位(1st:6位/2nd:4位)
YBCルヴァンカップ:準優勝
天皇杯:ベスト8
AFCチャンピオンズリーグ:グループリーグ敗退


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 クラブ設立25周年となる2016年。ガンバ大阪はこのシーズンより、本拠地をサッカー専用スタジアムの「市立吹田サッカースタジアム」へと移転している。

 オフ期間には横浜F・マリノスから元U-21ブラジル代表FWのアデミウソン、MF藤本淳吾、大卒No.1ルーキーとの呼び声高いFW呉屋大翔などを獲得。主力級選手の退団はなく、満を持してリーグタイトル獲得を目指した。

 しかし、現実は厳しかった。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を最優先にした影響もあるのか、G大阪はなかなか波に乗り切れず、安定して勝ち点を奪うことができない。長谷川健太監督もシステム変更を行うなどして状況の打開を試みたが、最後まで停滞感は拭えず。優勝どころかチャンピオンシップ(CS)出場も危ぶまれる6位で1stステージを終えることになってしまった。

 上位進出を目指したACLでも、水原三星、上海上港、メルボルン・ビクトリー相手に1勝も挙げることができずグループリーグ敗退。勝ち点2という数字は2004年大会以降最低となる成績であった。

 ただ、風向きが変わり始めたのはFW宇佐美貴史のアウクスブルク移籍が決定した直後だ。長谷川監督はシステムを4-2-3-1に固定し、アデミウソンを1トップに据える。すると前線で自由を得たブラジル人FWが大きく躍動し、攻撃全体の勢いが格段に増したのだ。

 そしてMF井手口陽介の台頭も見逃せないポイントとなった。もともと評価の高かった選手ではあったが、攻守における存在感は絶大で、日本代表招集も受けるなど飛躍の年となっている。彼の成長もチームの勢いを加速させたと言えるだろう。

 しかし、2ndステージでは4位につけるなど追い上げを見せたものの、年間勝ち点が1ポイント足りずチャンピオンシップ進出を逃した。また、YBCルヴァンカップでは決勝進出こそ果たしたが、PK戦の末に浦和レッズに敗北。天皇杯でも横浜F・マリノスに敗れ準々決勝で姿を消すなど、無冠に終わってしまった。

 井手口の台頭、アデミウソンのフィットなどポジティブな要素もあった。ただ、新スタジアム元年は悔しさが残るシーズンとなってしまった。

▽GK
東口順昭

▽DF
丹羽大輝
金正也
オ・ジェソク
藤春廣輝

▽MF
井手口陽介
今野泰幸
阿部浩之
倉田秋
遠藤保仁

▽FW
アデミウソン

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