大分トリニータ、5年間の歴代フォーメーション。悪夢のJ3転落からV字回復、スタイルを育んだ片野坂監督の手腕

Jリーグの各クラブは、毎年メンバーを変えながらシーズンを戦っている。5年前と比べると、ほとんどのチームでメンバーの大半が入れ替わっている。今回、フットボールチャンネルでは、大分トリニータの過去5年間の主要メンバーや基本システムをシーズンごとに紹介していく。

2020年03月30日(Mon)9時10分配信

text by 編集部 photo Getty Images
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悪夢のJ3降格(2015年)

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大分トリニータ、2015シーズンの基本フォーメーション(黄色は新加入選手)

【シーズン成績】
明治安田生命J2リーグ:21位
天皇杯:3回戦敗退


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 前年は勝ち点1差の7位に終わり、昇格プレーオフへの切符を逃した。J2降格から2年目の2015年は大分トリニータにとって勝負の年だった。しかし、J2優勝とJ1昇格を目標に掲げてスタートしたシーズンは、正反対の結末を迎えることとなった。

 開幕から負けが込み、16試合を終えて2勝9敗5分の勝ち点11で最下位に沈んだ。就任5年目の田坂和昭監督は6月1日に解任。柳田伸明強化・育成部長が監督代行を経て後任に就いたが、降格圏を抜け出すことはできなかった。4連敗でリーグ戦を終えた大分は21位で、J3・2位の町田ゼルビアとの入れ替え戦に回った。

 第1戦は22分、キャプテンマークを巻くダニエルがセットプレーから先制ゴールをゲット。しかし、町田の鈴木孝司に2得点を許し、アウェイでの第1戦を落とした。続く第2戦では、前半にPKを獲得したが、高松大樹のキックが止められてしまう。反対に後半に町田にPKを献上すると、第1戦で2得点の鈴木がこれを決め、大分は連敗を喫して降格が決まった。

 51失点は、昇格争いを演じた前年より少ない。しかし、20敗のうち1点差負けが16試合だったように、接戦をことごとく落としてしまった。リーグ戦ラストの4連敗と入れ替え戦2試合はすべて1点差だった。

 J3降格はクラブ初だった。2008年にはヤマザキナビスコカップ優勝、J1でも優勝争いを演じたことのあるクラブが、3年でJ1からJ3へと転落。J1を経験したクラブがJ3に落ちるのは1993年のJリーグ開幕以来初のことだった。

▽GK
武田洋平

▽DF
山口貴弘
鈴木義宜
若狭大志
安川有

▽MF
西弘則
松本昌也
兵働昭弘
為田大貴

▽FW
三平和司
伊佐耕平

【次ページ】J3優勝(2016年)

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