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香川真司、所属クラブ歴代ポジション。セレッソ大阪、ドルトムント、マンU…共演した数々のスターたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド(12年夏〜14年夏)

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12/13シーズンの基本フォーメーション

【リーグ戦成績】
12/13シーズン:20試合8得点
13/14シーズン:18試合0得点

 マンチェスター・ユナイテッドに移籍した香川は、開幕戦からいきなりトップ下のポジションを掴んだ。2節のフルアム戦では初ゴールをマークし、トッテナム相手にもゴールを決めている。トップ下にはウェイン・ルーニーがいたため、左サイドで起用されることも多かった。

 最高のデビューを飾ったが、ここでも怪我に苦しめられた。10月23日のUEFAチャンピオンズリーグ・ブラガ戦の27分に左足を負傷。前半終了までプレーを続行したが、軽傷ではなかった。3~4週間で復帰できるという当初の見込みから大きく外れ、復帰までは2か月を要した。

 年末に復帰した後も、アレックス・ファーガソン監督からは出番を与えられた。3月2日のノーリッジ戦ではプレミアリーグで日本人初となるハットトリックを達成し、20試合に出場して6得点4アシストをマーク。27年間指揮を執った名将のラストシーズンに、優勝という形で花を添えた。

 しかし、セレッソ時代とは対照的に監督交代が香川の立場を悪化させた。ファーガソンの後任としてデイビッド・モイーズが監督に就任。新監督の下で香川は出番を失い、ベンチを外れることも少なくなかった。

 チームも低迷し、14/15シーズンは7位に終わっている。香川は終盤戦に出番を増やして4試合で3アシストをマークしたが、シーズンを通して公式戦でゴールを挙げることはできなかった。

 ルイス・ファンハール監督が就任した15/16シーズンのユナイテッドにも香川の居場所はなかった。後半途中から出場したリーグカップから5日後の8月31日、古巣ドルトムントへの完全移籍が決まった。

●12/13シーズンの基本フォーメーション

▽GK
ダビド・デヘア

▽DF
ラファエル
リオ・ファーディナンド
ジョニー・エバンス
パトリス・エブラ

▽MF
マイケル・キャリック
トム・クレバリー
アントニオ・バレンシア
ウェイン・ルーニー
ライアン・ギグス

▽FW
ロビン・ファンペルシー

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