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世界のサッカー選手能力値ランキング56位~60位。名だたるベテランたちがまさかの低迷…その理由とは?(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

56位:ガラスのエース

マルコ・ロイス
マルコ・ロイスの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:マルコ・ロイス(ドイツ代表/ボルシア・ドルトムント)
生年月日:1989年5月31日(30歳)
市場価格:4000万ユーロ(約48億円)
今季リーグ戦成績:19試合出場/11得点9アシスト ※4月16日時点


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 ボルシア・ドルトムントの主将にして不動のエースであるドイツ代表MF。サイドハーフ、トップ下、ウィング、トップと幅広いポジションをどれも高いレベルでこなすことができる選手であり、右足から放つ精度抜群のボールで相手の脅威となることを可能としている。比較的若い選手の多いドルトムントの中では際立った存在感を放っており、昨季はリーグ戦27試合で17得点を記録するなど大爆発。攻撃面でのクオリティーにおいては文句のつけ所がない選手である。

 トップ下を主戦場とするマルコ・ロイスは「攻撃力」、「ドリブル」、「パス」、「テクニック」のすべてで高い数値を記録している。ゴール前での多彩なアイデアを駆使して相手の守備ブロックを破壊し、そこからゴールとアシストを量産できるため、このあたりは妥当と言えるだろう。また、幅広いポジションで多数のタスクをこなすという点で「IQ」の高さも申し分ない。攻撃的MFとしての能力はワールドクラスである。ただ、評価が伸び切らないのはやはり怪我の多さ。コンディションさえ整っていれば間違いなく世界トップクラスだが、これだけ負傷離脱が多ければ高評価をつけるのは難しい。

【了】

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