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代表 4年前

ドイツ代表、背番号10の系譜。W杯優勝メンバーはJリーガーに。屈辱の敗退で戦犯になったエースも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

南アフリカワールドカップ

ルーカス・ポドルスキ
【写真:Getty Images】



背番号10:ルーカス・ポドルスキ(ケルン)
生年月日:1985年6月4日(当時25歳)
個人成績:6試合出場/2得点2アシスト
戦績:3位

 ポドルスキは当時25歳だったが、南アフリカワールドカップ開幕時点ですでにドイツ代表73キャップを誇り、主要国際大会への出場もEURO2004、2006年ドイツワールドカップ、EURO2008に続いて4度目という破格の経験値を備えていた。

 当然南アフリカワールドカップに向けた欧州予選でも主力を担い、その序盤に当時23歳で代表通算30得点も達成していた。

 迎えた本大会ではグループリーグ初戦のオーストラリア代表戦からエンジン全開。開始8分でトーマス・ミュラーの折り返しからゴールを奪い、68分にはミュラーにお返しのアシストも決めた。第2戦では決定機を逃し続け、PKも外してチームも敗れたことで批判も浴びたが、そんなことで心が折れる男ではなかった。

 決勝トーナメントに入るとラウンド16のイングランド代表戦で大会2得点目を決め、準々決勝のアルゼンチン代表戦ではミロスラフ・クローゼのゴールをアシスト。攻撃の中心として十二分な存在感を放った。3位決定戦のウルグアイ代表戦こそ体調不良で欠場したものの、ケルンの英雄はゴールもアシストもできる万能アタッカーとしての価値を示した。

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