ドイツ代表、背番号10の系譜。W杯優勝メンバーはJリーガーに。屈辱の敗退で戦犯になったエースも

ドイツ代表は2002年日韓ワールドカップから4大会連続で準決勝進出を果たし、2014年ブラジルワールドカップでは東西ドイツ統一後初の優勝を果たした。その過程で背番号10を託された選手たちは確かな足跡を残してきた。一方、ロシアワールドカップでは背番号10が屈辱的なグループリーグ敗退の責任を問われる結末に。そこで今回は20世紀終盤から21世紀に移り変わる時間軸の中で、ワールドカップの直近5大会を起点にドイツ代表の背番号10をになった選手たちの系譜を振り返る。※所属クラブは大会前時点、年齢は初戦時点のもの

2020年05月05日(Tue)7時15分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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日韓ワールドカップ

ラース・リッケン
【写真:Getty Images】

背番号10:ラース・リッケン(ボルシア・ドルトムント)
生年月日:1976年7月10日(当時25歳)
個人成績:0試合出場/0得点0アシスト

監督:ルディ・フェラー
戦績:準優勝


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 若い頃から逸材として注目され、ドイツ代表デビューも23歳だった1997年と早かったが、度重なる負傷により1998年フランスワールドカップやEURO2000といったビッグトーナメントへの出場をことごとく逃していた。

 2002年日韓ワールドカップの出場も、大会直前の親善試合で左足のじん帯を断裂する重傷を負ったセバスティアン・ダイスラーの離脱によるもの。背番号10でありながらチーム内での序列は最低クラスだった。ドイツ代表は決勝まで勝ち進むが、リッケンには一度も出番が訪れることはなかった。

 彼が自身にとって最初で最後のワールドカップに臨む直前、所属するボルシア・ドルトムントはブンデスリーガ優勝を果たしている。マルシオ・アモローゾやヤン・コレル、エベルトンといった強力アタッカー陣とともに主役を担ったのはトーマス・ロシツキーで、リッケンは本来得意とする2列目ではなくセントラルMFでの起用が増えるなど脇役に甘んじていた。

 ドイツ代表での通算キャップ数は16試合と期待されたほどの輝きは放てなかった。しかし、負傷の多さや厳しい競争にも晒されながら、クラブレベルでは2008年の現役引退までドルトムント一筋を貫いた。スパイクを脱いだ後はドルトムントで育成部門のディレクターなどを務め、現在も同クラブでU-19チームを率いている。

●決勝・ブラジル戦の先発メンバー

▽GK
オリバー・カーン

▽DF
クリストフ・メッツェルダー
カルステン・ラメロー
トーマス・リンケ

▽MF
トルステン・フリンクス
ディートマー・ハマン
イェンス・イェレミース
マルコ・ボーデ
ベルント・シュナイダー

▽FW
ミロスラフ・クローゼ
オリバー・ノイビル

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