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世界最高の右ウイングは誰だ! RWG能力値ランキング16位~20位。マンU注目の逸材が登場(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

18位:チェルシーの攻撃の要

ウィリアン
ウィリアンの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:ウィリアン(ブラジル代表/チェルシー)
生年月日:1988年8月9日(31歳)
市場価格:2250万ユーロ(約27億円)
今季リーグ戦成績:28試合出場/5得点5アシスト ※5月13日時点


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 アフロヘアーが特徴的なブラジル代表アタッカー。コリンチャンス、シャフタール・ドネツク、アンジ・マハチカラへの在籍を経て加入したチェルシーでは攻撃の中心的存在として活躍しており、プレミアリーグ制覇やヨーロッパリーグ制覇などに大きく貢献している。エデン・アザールが抜けた今季は、同選手より背番号10を継承。チームにおいて文字通り“必要不可欠”な存在となっており、リーグ戦ではここまで28試合の出場で5得点5アシストの成績を収めている。

 ウィリアンの武器はやはり「ドリブル」にあると見ていいだろう。「スピード」にも優れているため縦へ突破する威力はもちろんのこと、アジリティも兼ね備える同選手はカットインの鋭さも申し分ない。変芸自在な「ドリブル」を止めるのは容易ではないと言えるだろう。また、ブラジル人らしい高度な「テクニック」も魅力的。エラシコや高速シザースなど派手なフェイントを駆使することも多く、狭いコースにも難なく侵入することができる。この点に関してはワールドクラスの水準にあると見て良さそうだ。

 そして、ウィリアンはチェルシーでセットプレーのキッカーも務めるなど、キックの質も申し分ない。ゴール前に侵入し、コースを狙ったフィニッシュは極めて正確。また、司令塔のように「パス」を捌いてゲームを組み立てるタイプではないが、得意の「ドリブル」から相手を剥がして味方を活かすラストパスの精度は特筆すべきものがある。もちろんロング、グラウンダー問わずクロスの質もピカイチだ。ウインガーとしての能力は確かなものがあると言えそうだ。

「フィジカル」や「空中戦」は数値が落ちるものの、守備面でも献身的な姿勢を見せるなど、ウイングとして比較的穴の少ない選手であることがわかるウィリアン。バルセロナがラブコールを送り続けるのも納得がいくと言えそうだ。

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