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世界最高の右ウイングは誰だ! RWG能力値ランキング16位~20位。マンU注目の逸材が登場(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

16位:コロンビアの快速アタッカー

フアン・クアドラード
フアン・クアドラードの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:フアン・クアドラード(コロンビア代表/ユベントス)
生年月日:1988年5月26日(31歳)
市場価格:1450万ユーロ(約17.4億円)
今季リーグ戦成績:23試合出場/1得点3アシスト ※5月13日時点


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 コロンビア代表として2度のワールドカップ出場を誇る南米屈指のアタッカー。2015年より所属するユベントスでも数多くの名手が揃う中コンスタントに出場機会を得ており、同チームのセリエA8連覇、チャンピオンズリーグ(CL)準優勝などに大きく貢献している。そして、ここ最近はサイドバックとしての起用が増加。今年で32歳と年齢的には若くないものの、新境地を開拓し更なる成長を続けている存在だ。

 昨年11月にユベントスとの契約を2022年まで延長したフアン・クアドラード。そんな同選手の武器は爆発的な「スピード」と「ドリブル」にある。ボールを持てば迷わず仕掛けに行く強気な姿勢を貫き、独特なリズムで相手DFを的確に抜き去ることを可能としている。そして、他の選手なら追いつけないようなボールでも簡単に拾ってしまう加速力は申し分なく、高速シザースや軽やかなステップワークを駆使することもしばしば。ドリブラーとしての才能はピカイチだと言えそうだ。

 先述した通りここ最近はサイドバック起用も増えたことで、ディフェンススキルもメキメキと向上中。もともと運動量が豊富で守備への献身性はあった同選手だが、その能力を新境地でさらに伸ばし続けていると言えるだろう。まだまだ軽い対応が見られる場面もあるが、「守備力」に関しては他の並み居るアタッカーと比べてもやはり高い数値が出ている。そして、ユベントスでは戦術理解度をより高めた印象も。「IQ」もおおむね高評価となっている。

 攻撃面で必要な能力から守備面で必要な能力まで、全体的にバランスの良い数値を記録しているクアドラード。平均値が必然的に伸び今回はRWGランキングの16位ランクインとなったが、今後サイドバックとしての完成度が高まればさらに順位を伸ばすことも可能となるはずだ。

【了】

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