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世界最高の右ウイングは誰だ! RWG能力値ランキング16位~20位。マンU注目の逸材が登場(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

17位:アトレティコのスーパーサブ

アンヘル・コレア
アンヘル・コレアの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:アンヘル・コレア(アルゼンチン代表/アトレティコ・マドリード)
生年月日:1995年3月9日(25歳)
市場価格:3200万ユーロ(約38.4億円)
今季リーグ戦成績:22試合出場/5得点7アシスト ※5月13日時点


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 名将ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコ・マドリードで背番号10を身に付けるアルゼンチン代表FW。左右両翼で質の高いプレーを発揮でき、CFやトップ下としても機能するなど、攻撃的ポジションであればどこでもプレーできる選手だ。アトレティコでは絶対的な主力というわけではなく、スーパーサブ的な域に入っている同選手は、それを理由に今夏の移籍を志願していたが、交渉がまとまらず結局は残留。ただ、チームにとって貴重な戦力であることに間違いはない。

 そんなアンヘル・コレアは身長171cmと小柄な選手。しかし、その体格によるハンデを十分に補う「ドリブル」の鋭さが同選手の最大の武器である。加速力とアジリティを兼ね備えているため、縦に抜け出しても中央に切り込んでも威力を発揮させることが可能。派手なフェイントを駆使する印象はあまりないが、一人で局面を打開する能力は一級品と言えるだろう。「スピード」は数値が「85」、「ドリブル」は同「87」と高評価になった。

 また、運動量も豊富で機動力も持ち味とするA・コレアはピッチの幅広いエリアに顔を出すことが可能。ただサイドに張るだけでなく、味方選手とポジションを入れ替えながら攻撃を加速させることができるなど、ボールを保持していない状態でも貢献できる存在だ。そして、シメオネ監督の下で培ったハードワークも同選手を語る上で欠かせない要素。無尽蔵のスタミナを活かした前線からの守備は、チームにとって大きな助けとなっている。

 一方でシュート精度やラストパスの質など、ゴールに直結するような能力はもう少し伸ばしていきたいところ。決定力はまだまだ物足りず、「ドリブル」で局面を打開してもその後が続かない、といったことも少なくないのが事実。RWGランキングの上位へ食い込むにはそのあたりの向上は必須と言える。

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