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世界最高の中盤は誰だ! セントラルMF能力値ランキング11位~15位。天才に最高傑作…台頭した若手も(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:今季ブレイクの若手

フェデリコ・バルベルデ
フェデリコ・バルベルデの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:フェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ代表/レアル・マドリー)
生年月日:1998年7月22日(21歳)
市場価格:6000万ユーロ(約72億円)
今季リーグ戦成績:22試合出場/2得点4アシスト


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 長年、レアル・マドリーの中盤にはカゼミーロ、ルカ・モドリッチ、トニ・クロースの三人が君臨してきた。しかし今季、この牙城を崩した男が突如として現れた。フェデリコ・バルベルデである。ラ・リーガ第6節のオサスナ戦で先発に抜擢された21歳のMFは、同試合でジネディーヌ・ジダン監督にしっかりとアピール。以降、コンスタントに出場機会を得るようになり、ピッチ上でハイパフォーマンスを披露し続けた。昨季はリーグ戦16試合の出場だったが、今季はすでに同22試合に出場中。評価もぐんぐん上昇中と、今最もノリに乗っている存在と言えるだろう。

 そんな成長著しいバルベルデの特徴は献身的な守備。チーム全体にプレスのスイッチを入れることができ、無尽蔵のスタミナと走力を活かしてボールホルダーへ素早くプレッシャーを与えることを可能としている。身長182cm・体重78kgを誇る同選手は「フィジカル」でも簡単に負けず、カードを恐れないハードなタックルで相手選手をブロック。守備範囲も抜群に広く、一瞬ではなく90分間継続してハードワークできるのが魅力的な選手だ。

 さらには「パスセンス」に関しても高レベル。安定感は抜群で、視野の広さを活かしたラストパスの質も十分だ。ボールの受け方も上手いため、組み立てに関しても計算が立つ選手であると言えるだろう。また、縦への推進力についても迫力は満点。先述した通り「フィジカル」が強いため、相手にぶつかられても簡単にボールを失うことがない。得点力があるとは言えないが、オフェンスセンスも比較的高いと言える。

 バルベルデの能力値を見てみると、全体的に穴が少ないことがわかる。一方で、今のところ飛び抜けた数値を記録しているものがないのも事実。今季の活躍ぶりは目を見張るものがあるが、能力の平均値はやや伸び切らず今回は13位となった。ただ、同選手はまだ21歳。今後も試合に出場し続け、能力を伸ばしていくことができれば、さらに順位を上げることも不可能ではない。

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