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世界最高の中盤は誰だ! セントラルMF能力値ランキング11位~15位。天才に最高傑作…台頭した若手も(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

12位:クロアチアの最高傑作

ルカ・モドリッチ
ルカ・モドリッチの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:ルカ・モドリッチ(クロアチア代表/レアル・マドリー)
生年月日:1985年9月9日(34歳)
市場価格:1500万ユーロ(約18億円)
今季リーグ戦成績:22試合出場/3得点5アシスト


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 ロシアワールドカップではクロアチア代表を準優勝に導き、レアル・マドリーではチャンピオンズリーグ(CL)3連覇などの立役者となったベテラン。2018年にはクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシらを抑えバロンドールにも輝いた、正真正銘ワールドクラスのMFである。今季はフェデリコ・バルベルデの台頭などもありベンチスタートを余儀なくされることも少なくないが、短い出場時間の中でもハイパフォーマンスを披露。ここまでリーグ戦22試合で3得点5アシストの成績を収めている。

 ルカ・モドリッチは「パス」や「テクニック」がずば抜けて高い選手である。どんなに難しいボールでもいとも簡単に収めてしまう足元の柔らかさがあり、ファーストタッチで相手をヒラリと交わすことも。「パス」に関しては長短問わず正確性抜群で、アウトサイドを使ったエレガントなキックも魅力的。左右両足でボールに魔法をかけられる、そんな能力の持ち主であると言えそうだ。「テクニック」は数値が「90」、「パス」は同「88」と当然ながら高評価となった。

 そして、モドリッチが評価されている理由は技術面の高さだけに留まらない。守備への献身性も忘れてはならないポイントだ。身長は172cmと小柄なものの、ボールホルダーに粘り強くプレッシャーを与え続けるタフさが目立ち、身体を投げ出してタックルを仕掛けることも少なくない。また、ボールの行く先を読む力に長けるなど「IQ」も高く、インターセプトの上手さも兼備。チームのために汗を流し続ける姿勢は、34歳となった現在も失っていない。

 一方で「空中戦」に関しては数値が低下。年齢を重ねるとともに「スピード」もやや落ちてきた印象であり、能力の平均値も大きく伸び切らず。今回は12位に落ち着いている。

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