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代表 4年前

イタリア代表、EUROメンバーを妄想! もし今年開催されていたら…世代交代が進む新生アッズーリを担うのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

 サイドバックは最も予想が難しい。現政権で左サイドバックに多く起用されているのはエメルソンだが、チェルシーでは定位置を確保できてきない。レオナルド・スピナッツォーラも同様で、今季からプレーするローマでレギュラー定着には至っていない。

 そのような状況も踏まえて、左サイドバックにはクリスティアン・ビラーギを推したい。今季、フィオレンティーナから期限付き移籍で古巣のインテルに復帰したビラーギは、アントニオ・コンテ監督の下で左ウイングバックのファーストチョイスになった。冬に加入したアシュリー・ヤングにポジションを奪われたが、左足の精度の高さはイタリア代表にとっても武器になるだろう。

 右サイドバックにはアレッサンドロ・フロレンツィ、ジャンルカ・マンチーニら候補者がひしめく。EURO予選ではインテルのダニーロ・ダンブロジーオやバレンシアのクリスティアーノ・ピッチーニも起用されており、最も指揮官を悩ませているポジションの一つと言えるだろう。

 ピッチーニは序盤戦で右ひざを負傷、怪我が多いダブンロジーオとデシリオは所属クラブでなかなか先発の機会を得られていない。前半戦に先発を外れる機会が多かったフロレンツィは、冬にバレンシアへの期限付き移籍を決断している。カピターノのフロレンツィが抜けたローマではダビデ・ザッパコスタは前十字靭帯断裂で離脱、代わって出場機会を掴んだダビデ・サントンがイタリア代表に名を連ねている。

 本命不在の右サイドバック候補に急浮上したのがジョバンニ・ディ・ロレンツォ。今季からプレーするナポリで主力に定着し、本職の右サイドバックだけでなくセンターバックでもプレーしている。19年10月のリヒテンシュタイン戦でデビューしたばかりだが、イタリア代表の右サイドバックで輝けるだけの能力は持っている。

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