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本田圭佑、日本代表でのW杯初得点から今日で10年。FIFAもゴール集動画で祝福

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
【写真:Getty Images】

 本田圭佑が南アフリカワールドカップのカメルーン代表戦で自身のワールドカップ初ゴールを記録してから、今日でちょうど10年。国際サッカー連盟(FIFA)も公式ツイッターアカウントで本田のワールドカップゴール集動画を投稿し、その記念日を祝っている。

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 日本代表は2010年6月14日に行われた南アフリカ大会の初戦でカメルーンと対戦。本田はこの試合の前半39分に先制ゴールを挙げ、チームを1-0の勝利に導いた。

 大会前の不振により南アフリカでの好成績はほぼ絶望視されていた岡田ジャパンだが、この勝利はチームを勢いづける。第2戦では強豪オランダ代表に敗れたものの、グループ最終節では本田の強烈なFK弾などでデンマーク代表に勝利を収め、自国開催以外では初となるワールドカップ決勝トーナメント進出を果たした。

 本田は2014年ブラジル大会でも初戦のコートジボワール代表戦で先制ゴール。2018年ロシア大会でも第2戦のセネガル代表戦で同点ゴールを決め、日本人選手初のワールドカップ3大会連続ゴールやアジア人選手最多のワールドカップ通算4得点などの記録を達成することになった。

 カメルーン戦のゴールがなければ南アフリカでの日本代表の躍進もなく、またこの大会での活躍で日本の新エースとしての立場を確固たるものとした本田のキャリアも違っていたかもしれない。日本サッカー史上の大きな転換点となったゴールのひとつだった。

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