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世界最高のゴールキーパーは誰だ! GK能力値ランキング11位~15位。ミランの数少ない希望に世界王者の一員が登場(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:ロシアW杯王者の一員

ウーゴ・ロリス
ウーゴ・ロリスの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

GK:ウーゴ・ロリス(フランス代表/トッテナム)
生年月日:1986年12月26日(33歳)
市場価格:1450万ユーロ(約17.4億円)
今季リーグ戦成績:12試合出場/14失点(無失点2試合)


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 33歳のベテランレフティー。ロシアワールドカップでは主将としてフランス代表を頂点へ導いた選手だ。クラブは2012年からトッテナム一筋。昨季はチーム史上初のチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなど、不動の守護神として活躍している。今季は怪我の影響でリーグ戦出場は12試合に留まっているものの、クラブにとって頼りとなる存在ということに変わりはないだろう。

 ウーゴ・ロリスは「反射神経」が抜群に優れている選手だ。鋭いシュート、至近距離からのシュートに対し驚異的な反応を見せ、片手で防いでしまうことも少なくない。横っ飛びの迫力もピカイチで、これまでにも幾度となくチームを救ってきた。また、こぼれ球に対する反応も速く、連続セーブでピンチを切り抜けることも多々ある。

 さらに、ロリスは「ハイボール」の処理にも定評がある選手。クロスに対する飛び出しやジャンプのタイミング、キャッチングの安定感が備わっている。また、ベテランらしくコーチングも冴えるのがロリスの特徴。最後尾から声を出し続け、最終ラインを安定させる仕事を厭わない。

 ただ、「キック」と「テクニック」については低評価。ロシアW杯の決勝でミスを犯したように、やや危険な持ち方、あるいは蹴り方をしてしまうのが難点と言える。「セービング」技術は確かなものがあるだけに、足元の安定感を増していきたいところだ。

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