欧州各国クラブ、主要移籍まとめ。新天地を求めた選手の能力値を紹介、今回はこの5人(8)
欧州主要リーグでは夏の移籍市場がオープンしている(イタリアは9月より)。すでに多くの実力者が移籍を決めており、新天地でのプレーには大きな注目が集まっている。今回フットボールチャンネルでは、移籍を決意した選手たちを様々なデータを参照した能力値とともに紹介していく。今回はロドリゴ、マリオ・パシャリッチ、ジョルダン・ヴェレトゥ、フェリックス・コレイア、ヤン・フェルトンゲンの5人。(移籍金などは『transfermarkt』を参照)。
2020年08月28日(金)6時00分配信
目次
⚫️「スペイン代表FWが古豪リーズへ」ロドリゴ
⚫️「プロビンチャの躍進を支えたMF」マリオ・パシャリッチ
⚫️「攻守に貢献するフランス人」ジョルダン・ヴェレトゥ
⚫️「ポルトガルの逸材」フェリックス・コレイア
⚫️「ベルギーの守備職人」ヤン・フェルトンゲン
スペイン代表FWが古豪リーズへ
FW:ロドリゴ(スペイン代表)
生年月日:1991年3月6日(29歳)
市場価格:4000万ユーロ(約48億円)
19/20リーグ戦成績:27試合出場/4得点9アシスト(バレンシア)
移籍先:バレンシア→リーズ・ユナイテッド
移籍金:3000万ユーロ(約36億円)
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スペイン1部リーグ優勝6回を誇る名門バレンシアが崩壊の危機に直面している。新型コロナウイルス感染拡大の影響などで深刻な財政難に陥っており、将来有望なフェラン・トーレスをマンチェスター・シティに、フランシス・コクラン、ダニエル・パレホといった主力を選手をそれぞれビジャレアルへ放出したのだ。
そんなバレンシアからまた一人、主力選手が新天地へ旅立った。スペイン代表FWのロドリゴである。同選手の獲得を発表したのは、マルセロ・ビエルサ監督率いるイングランドの古豪リーズ・ユナイテッド。移籍金は3000万ユーロ(約36億円)とされている。
ロドリゴは非常に万能なストライカーだ。GKを無力化する強烈なシュートを持ち味としており、クロスボールに合わせる技術も秀逸。また、スペイン人らしい足元の「テクニック」も特徴的で、巧みにボールをコントロールしてから味方を活かすなど、チャンスメーカーとしても優秀である。
さらに「フィジカル」と「スピード」も非凡。とくにカウンター時には凄まじい威力を発揮する。やや好不調の波が激しい点は否めないが、プレミアリーグ昇格を果たしたリーズにとって大きな戦力となることは間違いない。