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ヴィッセル神戸が90分&91分の連続弾で3-3ドロー。マリノスは4連勝ならず

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】

【ヴィッセル神戸 3-3 横浜F・マリノス J1第13節】

 明治安田生命J1リーグ第13節のヴィッセル神戸対横浜F・マリノス戦が29日に行われ、3-3の引き分けに終わった。

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 ともに中2日での試合となった両チームは水曜日から大きくメンバーを変更。横浜FMは3試合5得点のジュニオール・サントスなどが外れ、仲川輝人やエリキらが先発に入る。

 一方の神戸はアンドレス・イニエスタが引き続き欠場したほか、ドウグラスもベンチ外、ダンクレーとセルジ・サンペールもベンチスタートとなって先発はオール日本人に。この試合には白と黒の縦縞の復刻デザインのユニフォームで臨む。

 立ち上がりは横浜FMが押し込んだが、18分には一瞬のチャンスを逃さず神戸が先制。GK朴一圭からの甘いパスを藤本憲明が狙い、奪ったボールを無人のゴールに流し込んだ。

 だが横浜FMもすぐに反撃を繰り出していく。27分には自陣深い位置でのボール奪取から一気にカウンターを仕掛け、仲川がドリブルで持ち込んでラストパス。最後はマルコス・ジュニオールが同点ゴールを叩き込む。

 さらにそのわずか数分後にも前田大然がエリア内で倒されてPKを獲得。M・ジュニオールがゴール右隅に決めて自身2点目を挙げ、横浜FMが逆転して前半を折り返した。

 後半立ち上がりの53分にも左サイドでの展開から扇原貴宏が抜け出し、最終ラインとGKの間に通したクロスを仲川が押し込む。昨季得点王に輝いた2人の揃い踏みで横浜FMがリードを広げた。

 2点差のまま残り時間はわずかとなり、横浜FMの4連勝は濃厚かと思われた。だが90分になったところで神戸は左からのクロスにダイレクトで合わせた藤本のゴールで1点差に詰め寄る。

 さらにそのわずか1分後の91分、速攻を繰り出した神戸は古橋亨梧が抜け出し、GKの頭上を抜くループシュートで3-3の同点ゴール。終盤の連続ゴールで追いついた神戸がドローに持ち込み、横浜FMの連勝をストップさせた。

【得点者】
18分 1-0 藤本憲明(神戸)
27分 1-1 マルコス・ジュニオール(横浜FM)
33分 1-2 マルコス・ジュニオール(横浜FM)
53分 1-3 仲川輝人(横浜FM)
90分 2-3 藤本憲明(神戸)
90+1 3-3 古橋亨梧(神戸)

【了】

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