フットボールチャンネル

長友佑都、マルセイユで待つ新たな11人の仲間。強豪注目のエースに期待の星、そして忘れてはならない酒井宏樹の存在

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF

酒井宏樹
【写真:Getty Images】

酒井宏樹(日本代表/背番号2)
生年月日:1990年4月12日(30歳)
昨季リーグ戦成績:21試合出場/0得点0アシスト


【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 日本代表で主力として活躍している男は、フランスの名門チームでも右サイドバックのファーストチョイスとして奮闘している。現地での評価は高く、リーグ・アン初得点をあげた2018/19シーズン終了後にはサポーターが選ぶクラブ年間MVPにも選出されている。まさに、日本が誇るDFだ。

 身長183cm・体重70kgという体躯を活かした堅実な守備と高質なクロスという武器は、マルセイユでも遺憾なく発揮されている。また、近年は右サイドだけでなく左サイドも高レベルにこなすなど、チームにとってますます不可欠な存在に。今季でマルセイユ在籍は5年目。まだまだ走り続ける。

アルバロ・ゴンサレス
【写真:Getty Images】

アルバロ・ゴンサレス(スペイン/背番号3)
生年月日:1990年1月8日(30歳)
昨季リーグ戦成績:20試合出場/0得点0アシスト

 昨夏、ビジャレアルからのレンタルという形でマルセイユに加わった。新天地1年目からリーグ戦20試合、クープ・ドゥ・フランス4試合に出場するなど主力として活躍。クラブはそのパフォーマンスを評価し、今年6月に買い取りオプションを行使して完全移籍へ移行することを発表している。

 身長183cmとセンターバックとしては小柄な選手であるが、1対1に決して弱いわけではなく、ビルドアップ能力も水準以上。戦術理解度の高さも魅力だ。ちなみにエスパニョール在籍時代、リオネル・メッシに対し「チビ」発言したのもこの選手。この時メッシから「お前は本当に下手くそだな」と返されたが、険悪なムードになることなく、お互いに笑い合ったというエピソードが少しだけ話題となった。

ドゥーエ・チャレタ=ツァル
【写真:Getty Images】

ドゥーエ・チャレタ=ツァル(クロアチア代表/背番号15)
生年月日:1996年9月17日(23歳)
昨季リーグ戦成績:23試合出場/1得点1アシスト

 18歳でザルツブルクの主力に定着し、2018年にはロシアワールドカップ準優勝メンバーにもなった。そして、2018/19シーズンより所属しているマルセイユでもコンスタントに出場機会を確保。マンチェスター2クラブからの関心が噂されているなど、着実に評価を高めている。

 パスセンスに関しては凡庸だが、身長192cm・体重89kgと申し分ない体躯を誇っており、エアバトルを高確率で制すことが可能。もちろん地上での1対1でも抜群の強さをみせる。そんなクロアチア人DFは、マルセイユにとっての今季リーグ開幕戦となったスタッド・ブレスト戦で2得点をゲット。滑り出しは上々だ。

ジョルダン・アマビ
【写真:Getty Images】

ジョルダン・アマビ(フランス/背番号18)
生年月日:1994年3月9日(26歳)
昨季リーグ戦成績:26試合出場/1得点1アシスト

 プロデビューを果たしたニースで大きく評価を高め、2015年に当時アストン・ビラを率いていたティム・シャーウッド監督に「リーグ・アンでも傑出した選手」と称されプレミアリーグ初上陸。しかし、目立った活躍をみせることはできず、2017年にマルセイユに加わっている。

 DFだがスピードを活かした思い切りのよいドリブル突破が光る選手で、身長176cmながら空中戦にもめっぽう強い。相手を逃がさない粘りのある守備も持ち味だ。ただ、昨季リーグ戦においてファウルだけで8枚ものイエローカードを受けた通り、「守備の精度」に関しては改善が必要である。新加入の長友佑都はこの選手のバックアッパーということになるが、果たしてスタメンの座を奪うことができるか。

【次ページ】MF

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top