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ドイツ代表メンバーって誰がいるの? 現在のスタメン、フォーメーションは? ミュラー、フンメルスら重鎮が“引退”、後を継ぐ男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

ルーカス・クロスターマン
【写真:Getty Images】

ルーカス・クロスターマン(RBライプツィヒ)
生年月日:1996年6月3日(24歳)
ドイツ代表成績:8試合出場/0得点2アシスト


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 近年の躍進ぶりが著しいRBライプツィヒで欠かせない存在として活躍している。豊富な運動量の持ち主であり、攻撃に厚みをもたらしては走力を活かしたハードな守備も披露するなど、90分間通して攻守両面で大きく貢献できる。左右両サイド、そしてセンターバックをこなす柔軟性も魅力だ。

 ドイツ代表での初陣は2019年3月のことであり、国際舞台での経験値はまだまだ浅い。しかし、デビュー戦以降コンスタントに出場機会を得ており、EURO予選などで奮闘するなど、右サイドの位置を確固たるものとしつつある。この勢いを止めず、ピッチ上での躍動を続けていきたいところだ。

ヨシュア・キミッヒ
【写真:Getty Images】

ヨシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1995年2月8日(25歳)
ドイツ代表成績:48試合出場/3得点13アシスト

「フィリップ・ラームの後継者」と称される世界最高峰のMFだ。攻撃を組み立てるパスセンスは非凡で、危機察知能力等を活かした守備力にも定評がある。それに加えサイドバックやセンターバックをこなす柔軟性も兼ね備えるなど、攻守において隙の少ない選手である。

 現在25歳ながらワールドカップとEURO出場を果たしているなど、国際大会での経験も十分。昨年10月のアルゼンチン代表戦ではゲームキャプテンも務めるなど、ドイツ代表におけるその存在感は年々濃くなってきている。再び世界の頂点を目指す同国にとって、この男の力はまだまだ必要だ。

トニ・クロース
【写真:Getty Images】

トニ・クロース(レアル・マドリード/スペイン)
生年月日:1990年1月4日(30歳)
ドイツ代表成績:98試合出場/17得点19アシスト

 2010年のドイツ代表デビュー以降、中心的存在としてチームを牽引している。ワールドカップには3度出場しており、2014年ブラジル大会では全試合でフル出場を果たすなど母国の優勝に貢献。「リーダーシップを引き受けることができる選手だ」とヨアヒム・レーブ監督からの信頼も厚い。

 爆発的なスピードや圧倒的なフィジカルを備えた選手ではないが、パスセンスに関しては間違いなく世界トップクラス。長短問わずボールの正確性はピカイチで、とにかく凡ミスが少ないのも魅力的だ。ドイツが世界に誇る「司令塔」は、今後もチームのために高質なパスを生み出し続けるだろう。

マルセル・ハルステンベルク
【写真:Getty Images】

マルセル・ハルステンベルク(RBライプツィヒ)
生年月日:1991年9月27日(28歳)
ドイツ代表成績:6試合出場/1得点1アシスト

 過去には4部リーグでプレーし、ボルシア・ドルトムントでは一度もトップチームでの出番を与えられないなど苦労を味わった。しかし、ザンクトパウリ在籍を経て加入したRBライプツィヒでその才能が完全開花。ダイナミックなプレーを武器に主力に定着し、今やドイツ屈指のサイドバックとなった。

 その活躍が認められ、2017年にドイツ代表デビュー。その後しばらくは未招集の状態が続いていたが、ここ最近再びメンバーに名を連ねるようになり、継続的にピッチにも立っている。しかし、まだ定位置の確保には至っておらず、ニコ・シュルツやヨナス・ヘクター、そしてロビン・ゴゼンスらとともに激しいポジション争いを繰り広げている。

マルコ・ロイス
【写真:Getty Images】

マルコ・ロイス(ボルシア・ドルトムント)
生年月日:1989年5月31日(31歳)
ドイツ代表成績:44試合出場/13得点9アシスト

 ボルシア・ドルトムント愛を貫く実力屈指の攻撃的MF。ドリブル、パス、シュート技術のすべてが秀逸で、それらを活かした多彩な仕掛けと豊富なアイデアを武器に一人であらゆる堅陣を突き崩す。得点とアシストの量産を大いに期待できる、攻撃のスペシャリストと言えるだろう。

 ただ、能力に関して疑いの余地はないが、怪我が多いのはかなりの難点。これまでにも度重なる負傷で大舞台への出場を逃し続けてきた。そして、気づけば年齢も31歳に。同ポジションにはカイ・ハフェルツといったヤングスターらもいるため、その座は決して安泰とは言えないのが実状だ。

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