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アーセナル、20/21予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。新加入の若手CBにいきなりチャンス? 平均24.4歳の新布陣は…

昨季のアーセナルはプレミアリーグで8位という順位に終わり、25年ぶりのとなるトップ6から陥落した。しかし、チェルシーを破ってFAカップで優勝、今季のコミュニティーシールドではリバプールをPK戦で下し、昨年12月に就任したミケル・アルテタ監督の下で復活の兆しを見せている。今回は、プレミアリーグ開幕を前に、20/21シーズンのレギュラーが予想される11人を基本フォーメーションとともに紹介する。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

GK

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【写真:Getty Images】

ベルント・レノ(ドイツ代表/背番号1)
生年月日:1992年3月4日(28歳)
19/20リーグ戦成績:30試合出場/39失点


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 昨季のベルント・レノは不安定だったアーセナルの守備陣を最後方から支えた。1試合平均のセーブ数は3.77で、セーブ数でリーグトップだったマルティン・ドゥブラフカを上回る数字を残している。

 6月のブライトン戦で相手選手と交錯して膝を負傷したレノは残りのシーズンを全休したが、エミリアーノ・マルティネスがその穴を埋めた。2010年に加入以来期限付き移籍を繰り返し、控えGKの時期が続いていた苦労人は、FAカップ優勝とコミュニティーシールド制覇に貢献している。

 レノはすでに復帰しており、評価を上げたマルティネスにはアストン・ビラがオファーを出していると報じられている。もし両者が残留することになれば、アーセナルにとっては心強いだろう。

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『フットボール批評issue29』


定価:本体1500円+税

≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

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