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ヴィッセル神戸、土壇場で追いついてFC東京とドロ―。復帰のイニエスタが絶妙アシスト

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】

【ヴィッセル神戸 2-2 FC東京 J1第16節】

 明治安田生命J1リーグ第16節のヴィッセル神戸対FC東京戦が12日に行われ、2-2の引き分けに終わった。

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 ここ4試合白星のない神戸はアンドレス・イニエスタがリーグ戦では6試合ぶりにベンチに復帰。一方のFC東京は3連勝と調子を上げ、ACL出場圏内の3位に位置していた。

 前半24分、先制点はホームの神戸に生まれた。古橋亨梧の強烈なシュートは惜しくも右ポストを叩いたが、こぼれ球を拾って再度攻撃。セルジ・サンペールからのパスを受けた古橋がグラウンダーのクロスを入れると、ノーマークでエリア内に走り込んできた安井拓也がリーグ戦で自身初となるゴールを蹴り込んだ。

 そのまま神戸が1点のリードで前半を折り返したが、後半は立ち上がりからFC東京が反撃に転じていく。まずは50分、エリア右でディエゴ・オリヴェイラからのスルーパスを受けた田川亨介がゴールライン際で鋭く切り返して左足でシュート性のボールをゴール前へ送り込み、アダイウトンがわずかに触ってコースを変えたボールがネットに突き刺さった。

 さらにその8分後にはFC東京に2点目のゴール。カウンターから高萩洋次郎のパスをエリア内左で受けたD・オリヴェイラがダイレクトでニアを撃ち抜いた。

 逆転を許した神戸はその直後にイニエスタを投入して反撃を試みる。それでも終盤に獲得した絶好の位置からのFKが枠を外れるなどゴールには繋がらず、FC東京が逃げ切るかに見えた。

 だがアディショナルタイムに入った93分、神戸が土壇場でFC東京ゴールをこじ開ける。右サイドでのFKからイニエスタが正確なボールをゴール前に送り込むと、ダンクレーが高い打点からヘッドを叩き込み、勝ち点1を神戸にもたらした。

【得点者】
24分 1-0 安井拓也(神戸)
50分 1-1 アダイウトン(FC東京)
58分 1-2 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)
90+3分 2-2 ダンクレー(神戸)

【了】

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