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53歳カズ、J1最年長出場記録を各国メディア報道。「キングの王冠にふさわしい」

text by 編集部 photo by Getty Images

三浦知良
【写真:Getty Images】

 横浜FCの元日本代表FW三浦知良(カズ)は、これまでの記録を大幅に更新する「53歳6ヶ月28日」でのJ1出場を果たした。その偉業は多くの海外メディアでも伝えられている。

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 カズは23日に行われたJ1第18節の川崎フロンターレ戦に先発で出場し、56分に交代するまでプレー。自身13年ぶりのJ1出場であり、中山雅史が2012年に達成した45歳2ヶ月1日という最年長出場記録を8年以上も更新することになった。

 これまでにも最年長出場や最年長ゴールの記録を更新するたびに各国メディアの関心を引きつけてきたカズ。今回ももちろん例外ではなく、すでに多くのメディアがその記録について報じている。

 仏紙『レキップ』やスペイン『コペ』、オランダ『AD』など各国メディアがカズの記録をこれまでの他の記録や経歴などとともに紹介。『AFP通信』は「“キング・カズ”として知られる日本人フットボーラーはその王冠にふさわしいことを証明した」とも述べている。

 伊紙『レプッブリカ』などイタリアメディアでは、セリエAで初めてプレーした日本人選手であったことも毎回伝えられる。今回は、同じくイタリアでのプレー経験がある42歳の中村俊輔と一緒に出場したことにも触れられている。

 国際サッカー連盟(FIFA)も公式ツイッターアカウントでカズの新記録を祝福した。王冠の絵文字と「キング・カズ万歳!」の言葉とともに、「53歳210日のカズヨシ・ミウラはJリーグでプレーした史上最年長の選手になった」と伝えている。

【了】

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