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セレッソ大阪、終了間際の清武弘嗣の美技で逆転勝利。ベガルタ仙台は6連敗

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】

【ベガルタ仙台 2-3 セレッソ大阪 J1第19節】

 明治安田生命J1リーグ第19節のベガルタ仙台対セレッソ大阪戦が27日に行われ、アウェイのC大阪が3-2で勝利を収めた。

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 8月から9月にかけて6連勝を収め、首位の川崎フロンターレを5ポイント差で追走していたC大阪だが、直近2試合は上位対決に敗れて2連敗。一方の仙台も5連敗で8試合白星がなく、両チームともに悪い流れを断ち切りたい状況だった。

 奥埜博亮や木本恭生のシュートがわずかに枠を外れるなど何度かゴールに迫っていたC大阪は、前半終了間際の44分に先制点を奪う。左サイドの柿谷曜一朗からのクロスにブルーノ・メンデスが合わせ、ニアポスト左下へのヘディング弾を叩き込んだ。

 だが後半には仙台が反撃。まずは57分、左サイドのエリア手前でボールを受けたパラがゴール前へ斜めのパスを通すと、飛び込んだ西村拓真がつま先で軽く合わせる巧みなシュートをゴール右に流し込んで1-1の同点に。

 さらにその数分後、エリア内でパスを受けた西村が切り返してシュートを放とうとしたところで倒されたとしてPKの判定。西村が自ら中央に蹴り込み、仙台が試合をひっくり返した。

 しかし81分、C大阪も右CKから清武弘嗣の上げたボールにマテイ・ヨニッチが高い打点からのヘディングで合わせて2-2の同点ゴール。試合は再び振り出しに戻る。

 最後はアディショナルタイムに入った91分、左サイドに抜け出した清武が切り返し、ペナルティーエリアの角付近から右足で綺麗な弧を描くシュートをゴール右へ突き刺す。再逆転で熱戦を制したC大阪が3試合ぶりの白星を挙げ、仙台はこれで6連敗となった。

【得点者】
44分 0-1 ブルーノ・メンデス(C大阪)
57分 1-1 西村拓真(仙台)
67分 2-1 西村拓真(仙台)
81分 2-2 マテイ・ヨニッチ(C大阪)
90+1分 2-3 清武弘嗣(C大阪)

【了】

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