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ラファエル・ヴァラン（レアル・マドリード／スペイン）
生年月日：1993年4月25日（27歳）
フランス代表成績：65試合出場／5得点1アシスト

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　レ・ブルーが誇る最終ラインの絶対的存在だ。身長191cmという恵まれた体躯、そして身体能力の高さが魅力で、スピード勝負でも空中戦でも簡単に負けることがない。それに加え随所でクレバーなプレーも光るなど、センターバックとして申し分ないスキルを兼ね備えている。

　所属するレアル・マドリードではチャンピオンズリーグ（CL）やラ・リーガ、そしてフランス代表ではロシアワールドカップ制覇を経験するなど、27歳にしてほぼすべてのタイトルを獲ってきた。次なる目標は来年のEURO制覇ということになるだろう。果たして実現なるか。

プレスネル・キンペンベ（パリ・サンジェルマン）
生年月日：1995年8月13日（25歳）
フランス代表成績：10試合出場／0得点0アシスト

　個性的なファッションが度々話題となる25歳のセンターバック。突出した身体能力とスピードを売りとしている選手で、とくに対人戦には絶対的な自信を持つ。また、ここ最近は戦術理解度も向上しており、軽率なミスが減るなど、ますます頼りがいのある存在になってきている。

　ロシアワールドカップではわずか1試合の出場に留まったが、同大会終了後はサミュエル・ウンティティの衰えなどもあってまずまずの出場機会を確保している。しかし、エメリック・ラポルトやダヨ・ウパメカノなど、ライバルは非常に強力。今後も彼らとのアピール合戦は続くはずだ。

クレマン・ラングレ（バルセロナ／スペイン）
生年月日：1995年6月17日（25歳）
フランス代表成績：8試合出場／1得点0アシスト

　ナンシーやセビージャで結果を残し、2018年に加入したバルセロナでもジェラール・ピケの相棒に定着。その活躍もあり、昨年6月にようやくフランス代表デビューを果たした。以降もコンスタントに出場機会を得ているなど、ディディエ・デシャン監督の下で定位置を掴みつつあると言える。

　身長186cmと体躯に恵まれているが、圧倒的なスピードやパワーを誇るわけではない。しかし、相手との駆け引きの上手さや読みの鋭さ、身体の使い方が秀逸と“頭脳”で勝負できる。ビルドアップの質もバルセロナでさらに磨きがかかっているなど、DFとして着実にレベルアップしている。