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大迫勇也はカメルーン戦のみで日本代表離脱へ「勝つために全てを出し切ることに集中」

text by 編集部 photo by Getty Images

大迫勇也
【写真:Getty Images】

 日本代表は9日に行われるカメルーン代表戦と、同13日のコートジボワール代表戦に向けてオランダで合宿を続けている。

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 カメルーン戦前日の8日にオンラインで取材に応じたFW大迫勇也は「1年空きましたけど、ただしっかりと代表でのプレーのイメージは常に持っている」と語った。約1年ぶりの日本代表戦に向けて準備は万端なようだ。

 しかし、ドイツ・ブレーメン州の新型コロナウイルス対策の影響を受け、カメルーン戦後に日本代表を離脱し、所属するブレーメンに戻る予定となっている。大迫は「代表と僕の所属チームの話し合いの結果なので、それ以上のことはない。与えられたところでプレーするだけなので」と両者の判断に理解を示して多くは語らなかったが、1試合にかける思いは強いはずだ。

 これまで国際親善試合は日本に相手チームを招待するケースが多かったが、今回は欧州開催で、カメルーン代表メンバーも欧州でプレーしている選手たちばかり。長距離移動によるコンディションへの影響は最小限で、「コンディションの良い相手とできるのは僕たちにとっても大きい」と大迫は語る。

 だからこそ「ここで結果を残すことが次につながると思うので、大事にしたいですし、しっかりと結果を出すこと、そこに集中して取り組みたい」と言葉に力を込めた。

「前線の選手なので、しっかりとゴールに絡む、ゴールを取る、そこはまず一番ですし、代表チームでは勝つために全てを出し切ることが全選手のしなくてはいけないことだと思うので、そこに集中して取り組みたいなと思います」

 ピッチに立てば、大迫にとっては昨年9月の2022年カタールワールドカップアジア2次予選・ミャンマー戦以来の日本代表戦となる。来年3月に再開するカタールワールドカップのアジア予選に向けて、1試合という限られた時間の中で改めてエースストライカーとしての存在価値を示したいところだ。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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