久保建英
【写真:Getty Images】

 日本代表は現地13日のパナマ代表戦と同17日のメキシコ代表戦に向けて、オーストリアで合宿を続けている。

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 パナマ代表戦前日となる12日には、A代表通算10試合出場が目前に迫るMF久保建英がオンラインでの取材に応じた。

 日本代表での初ゴールも期待される状況で、「毎回選ばれたからにはしっかり爪痕を残すことが選ばれるために必要だと思う」と、結果を追い求める姿勢を明確にした久保には、今「めちゃくちゃ意識していること」があるという。

「いま一番気をつけているのは最後の質です。自分が今日はあんまり良くなかったなという試合は今までないですけど、結局、自分のプレーとかを見ていると、『ここは良かったけど、最後のここが合えばな…』というのが1試合に何回かある。

そこで『良かったらゴールだったね』『良かったらアシストだったね』と言われることが多々あるので、それを『今の良かったね』と変えていけるように、ラストパスだったり、最後のシュートだったり、プレーの終わりを今はめちゃくちゃ意識しています」

 フィニッシュの局面に絡むことは多くても、ゴールやアシストにはならず、見ている側も「惜しい!」と感じるような場面が多いのは事実。そこを改善して、ワンランク上の選手へと壁を突き破ることが今の久保が掲げるテーマのようだ。

 19歳にして強豪ビジャレアルで激しいポジション争いに身を置く久保は、「コンスタントには試合には出られていますけど、リーグ戦でできるだけ早くレギュラーを掴んで、主力の1人として試合に出ることが一番」とも語る。

 リーグ戦とUEFAヨーロッパリーグ(EL)の2つの大会に出場し、「しっかり週2で試合があるチームにいる身としては、実際に怪我をしている選手が何人もいるので、そこも一層気をつけながらやっていく」という昨季までにはなかった新たな課題にも取り組んでいるところだ。

「クラブでの自分の調子などいろいろなものを持ち込んで、一発勝負で出していくのが代表」という考えを持つ久保は、ビジャレアルでの日々の取り組みによって成長した姿をピッチ上で表現できるだろうか。この恐るべき才能を秘める19歳は、毎試合、さらには毎日の積み重ねによって生み出された結果が次のチャンスにつながっていくことを身を以て理解している。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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