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FC東京、初のベスト8進出はならず。北京国安に敗れ決勝T1回戦敗退【ACL】

text by 編集部 photo by Getty Images

北京国安対FC東京
【写真:Getty Images】

【北京国安 1-0 FC東京 ACL決勝トーナメント1回戦】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦の北京国安対FC東京戦が6日に行われ、北京国安が1-0の勝利で準々決勝進出を果たした。

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 カタールでの集中開催となったACL東地区はグループステージを終えて決勝トーナメントへ。グループFを2位で通過したFC東京は、グループEを5勝1分けの無敗で首位通過した中国の難敵と激突した。

 例年のホーム&アウェイとは異なり一発勝負で勝者が決する。両チームは前半から積極的にゴールを狙いにいき、20分には北京国安のFWアランのシュートがわずかにポスト左に外れてFC東京を脅かした。

 FC東京も23分、レアンドロがエリア内から放った強烈なシュートが惜しくも枠外へ。前半終了間際にもレアンドロのFKがわずかに右ポストの外に逸れ、両チーム無得点のまま前半45分を折り返した。

 後半立ち上がりにはFC東京が相手エリア付近での巧みなパスワークで崩しを試みる一方で、北京国安に最終ラインの裏を取られてピンチを迎える場面も。そして59分にはついにゴールを許してしまう。エリア右の深い位置までドリブルで突破したレナト・アウグストがグラウンダーのクロスを入れ、中央で合わせたアランのシュートがゴールネットを揺らした。

 アダイウトンや高萩洋次郎らを投入して反撃を図るFC東京だが、アダイウトンに訪れた好機も北京守備陣のブロックに遭うなど同点ゴールを奪えず。R・アウグストのミドルが枠を捉える場面もあったが、これはGK波多野豪のファインセーブで追加点を免れた。

 最後まで決め手を欠いたFC東京は反撃ならず、そのまま0-1で敗戦。2012年、2016年に続いて決勝トーナメント初戦で中国クラブに敗れて大会を終える結果となってしまった。

【得点者】
59分 1-0 アラン(北京国安)

【了】

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