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柏レイソル、大分トリニータに追いつかれドロー。ACL圏浮上の望みは消える

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】

【柏レイソル 1-1 大分トリニータ J1第27節】

 明治安田生命J1リーグ第27節の柏レイソル対大分トリニータ戦が9日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

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 J1第27節は11月中旬に開催されたが、柏のクラブ内で新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生した影響により大分との試合は延期。柏は試合前の時点で暫定8位だが、試合消化が遅れているためAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内への浮上の可能性を数字的には残していた。

 前半7分には大分が早くも決定機を迎えたが伊佐耕平のシュートは惜しくも右のサイドネットへ。得点ランキング首位のオルンガをベンチスタートとした柏もクリスティアーノのシュートがGKの正面を突くなどチャンスはあったが決められず、前半を両チームスコアレスで折り返した。

 だが後半は開始直後に試合が動く。47分、右CKを獲得した柏はクリスティアーノがクロスを入れると、中央で合わせた呉屋大翔のヘディングシュートがネットに突き刺さって先制点となった。

 前節まで3試合連続無得点の大分は今節も決め手を欠く展開が続いたが、84分には鮮やかなゴールで同点。高澤優也が落としたボールに右SBの岩田智輝が合わせ、エリア手前右側からゴール左隅へグラウンダーでの鋭い一撃を突き刺した。

 柏は失点後にオルンガを投入して勝負をかけるが勝ち越しのゴールは奪えず。1-1のドローに終わり、柏のACL圏内浮上の可能性は消滅した。

【得点者】
47分 1-0 呉屋大翔(柏)
84分 1-1 岩田智輝(大分)

【了】

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