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2020年世界最高の値上がり選手は? サッカー選手市場価値上昇ランキング11位~15位。記録づくしの17歳が空前絶後の10倍アップ

100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなったサッカー界で、2020年に最も市場価値を上げたのは誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値上昇額ランキングを紹介する。※2020年1月1日と現在の市場価格を比較。数字は12月18日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

15位:空前絶後のレコードブレイカー

ジュード・ベリンガム
【写真:Getty Images】

MF:ジュード・ベリンガム(イングランド代表/ボルシア・ドルトムント)
生年月日:2003年6月29日(17歳)
市場価値の増加額:2450万ユーロ(約29億円/980%UP)
市場価値の変動:250万ユーロ(約3億円)→2700万ユーロ(約32億円)
今季リーグ戦成績:11試合出場/0得点2アシスト


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 次々に歴史を塗り替えている。前所属のバーミンガム・シティでは16歳38日でクラブ最年少デビュー記録を打ち立て、16歳63日の初ゴールもクラブ最年少記録。17歳の選手としては史上最高額の2300万ユーロ(約28億円)の移籍金を残した今夏のボルシア・ドルトムント移籍にともない、ベリンガムがプロ1年目に着けていた背番号22はバーミンガムの永久欠番となった。

 新天地でも17歳77日でのクラブ最年少得点記録を更新(その後、16歳28日でゴールを決めたユスファ・ムココにクラブ新記録とブンデスリーガ最年少得点記録を作られたが)。今年10月にはU-21イングランド代表で最年少デビューを飾ると、翌月にはA代表の最年少デビュー記録も塗り替えた。

 イングランド史上最年少でCLの舞台に立った選手にもなり、勢いはとどまるところを知らない。プロデビュー当初250万ユーロ(約3億円)だった市場価値が約1年で10倍にも跳ね上がったのもうなずける超有望株だ。

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