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世界最大の暴落は誰? サッカー選手市場価値下落ランキング1~5位。期待を裏切り続けているのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

1位:マドリー到着後は怪我ばかり

エデン・アザール
【写真:Getty Images】

FW:エデン・アザール(ベルギー代表/レアル・マドリード)
生年月日:1991年1月7日(29歳)
市場価値の下落額:6000万ユーロ(約72億円/50%DOWN)
市場価値の変動:1億2000万ユーロ(約144億円)→6000万ユーロ(約72億円)
今季リーグ戦成績:3試合出場/1得点0アシスト

 チェルシーではまさに王様だった。一度ドリブルを開始すれば一気に複数人を無力化でき、最後は非凡な決定力を生かして次々とゴールを奪う。チェルシーがプレミアリーグやヨーロッパリーグ(EL)を制覇できたのはこの男がいたから、と言っていいほど存在感は絶大だった。

 そんなベルギーが生んだワールドクラスのアタッカーは、昨年の夏に兼ねてより噂されていたレアル・マドリード移籍を実現。移籍金はボーナス含め1億ユーロ(約120億円)以上になると報じられるなど、文字通りの大型移籍となった。当然、これまでの実績含め期待値もかなり大きかった。

 ところが、加入後間もなくしてオーバーウェイトを指摘され、シーズンが開幕しても怪我を繰り返すなど、結果を残すどころかピッチにすら立てない日々が続く。爆発を期待された今季も復帰しては怪我とまったく戦力になりきれていない。このままサポーターの期待を裏切り続けてしまうのか。

【了】

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