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Jリーグ 3年前

J1ポジション別ベストプレーヤー5選(SB編)。王者フロンターレの両翼も…過密日程を乗り越えた猛者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

鳥栖に現れた右サイドのエンジン

森下龍矢
【写真:Getty Images】

森下龍矢(サガン鳥栖)
生年月日:1997年4月11日(23歳)
今季リーグ戦成績:33試合出場/3得点2アシスト

 明治大学からサガン鳥栖に入団した大卒ルーキーの森下は、エネルギッシュなプレーでプロ1年目から右サイドバックのレギュラーに定着。コロナ禍の過密日程においても大きな怪我などなく、リーグ戦34試合のうち33試合でピッチに立ち、うち25試合で先発起用された。

 積極的に前へ出る勢いはすさまじく、チームが不安定ななかでも3得点2アシストと際立つ結果を残した。明治大学4年次に大学三冠、ユニバーシアード金メダルという実績に裏打ちされた実力に疑いはなかった。

 ルーキーイヤーを終えた森下のもとには、森保一監督からU-23日本代表候補合宿への参加権が届けられた。J1最終節の試合後に追加招集を知り「地獄から天国に来たような気持ち」だったという。東京五輪に向けた代表には初招集ということもあり、「僕以上にチームに勢いをもたらせる人はいないんじゃないか。(これまでに)選ばれている人たちを追い越すためにはガンガンいきたい。メンバーに風穴を開けるくらいのことができたら」とクラブでの勢いをそのまま持ち込んでのアピールに燃えている。

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