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川崎フロンターレが天皇杯初優勝!三笘薫決勝弾でガンバ大阪下し二冠達成【天皇杯】

text by 編集部 photo by Getty Images

川崎フロンターレ
【写真:Getty Images】

【川崎フロンターレ 1-0 ガンバ大阪 天皇杯決勝】

 天皇杯決勝の川崎フロンターレ対ガンバ大阪戦が1日に行われ、川崎Fが1-0の勝利を収めて優勝を飾った。

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響により大幅に大会方式を変更しての開催となった第100回天皇杯。J1からは2020シーズン優勝チームの川崎Fと2位のG大阪のみが準決勝から出場する形となり、それぞれJ3とJ2の王者を下して元日決戦へ駒を進めた。

 最初のビッグチャンスは前半6分、G大阪に生まれる。エリア手前左寄りの位置でのFKから宇佐美貴史が上げたボールにパトリックが頭で合わせてゴールネットを揺らしたが、オフサイドでノーゴールの判定となった。

 その後は川崎Fが優位に立ち、G大阪陣内で攻め続ける展開が続く。三笘薫のドリブル突破からのシュートやレアンドロ・ダミアンのオーバーヘッド弾、家長昭博のヘディングなどでゴールに迫ったが、GK東口順昭の好守などにも阻まれ、前半は両チームスコアレスで折り返した。

 後半開始直後にも大島僚太のシュートがDFに当たったあと惜しくもクロスバーを叩く。さらに立て続けのCK獲得など川崎Fの攻勢が続く中、ついに均衡が破られたのは55分だった。

 敵陣内中央で前を向いたレアンドロ・ダミアンが、左サイドからエリア内へ斜めに走り込んだ三笘へスルーパスを通す。三笘は右足シュートで冷静に東口の横を抜き、ゴール左へ先制ゴールを送り込んだ。

 その後も谷口彰悟のヘディングやカウンターから家長のシュートなど川崎Fに決定的なチャンスが相次ぐ。終盤にかけてはG大阪もようやく反撃に転じてゴールに迫ったが、ゴールを奪うには至らなかった。

 1点差で緊迫した状況が続く中で、ベンチに入っていた中村憲剛に出場機会は訪れず。それでも川崎Fは1点差を守り抜いて試合を終え、天皇杯初優勝を飾るとともに今季二冠を達成した。

【得点者】
55分 1-0 三笘薫(川崎F)

【了】

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