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殊勲弾の三笘薫、逃したチャンスに悔いも。「決めきれれば憲剛さんも出場させられた」

text by 編集部 photo by Getty Images

川崎フロンターレ
【写真:Getty Images】

 天皇杯決勝の川崎フロンターレ対ガンバ大阪戦が1日に行われ、1-0の勝利を収めた川崎Fが優勝を飾った。決勝点を記録した川崎Fの三笘薫が自身のゴールや試合を振り返った。

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 三笘は55分にこの試合の唯一のゴールとなった先制ゴールを記録。ルーキーイヤーながらも大きく飛躍し、主力としてリーグ優勝に大きく貢献したシーズンを最高の形で締めくくった。

 得点の場面については「ボールが来るかどうか分からない状況で走り込みましたが、(レアンドロ・)ダミアンが素晴らしいボールを足元にくれて。相手がもっと来てるかと思ったんですけどあまり寄せてこなかったので、GKもうまく釣れて、うまく逆サイドに流し込めて良かったと思います」と語った。

「やっぱりタイトルっていうのは嬉しいですし、それに貢献できたのは良かったと思います」と三笘。「反省材料もありましたけど、来シーズンに繋げたい。次に進みたいと思います」と優勝の喜びを表した。

 だが1点差のまま終盤を迎え、G大阪に押し込まれる時間帯もある展開となったことで、この試合が現役最終戦となるMF中村憲剛が交代出場することはなかった。「前半からチャンスがあった分、決めきれれば憲剛さんも出場させられたと思う」と三笘は、より楽な展開にできなかったことには悔いが残る様子も見せている。

【了】

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