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Jリーグ 3年前

柏レイソル、期待の新戦力5人。名門フルミネンセで主力を張った男が加入、アビスパで急成長したDFの帰還もプラスに

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

セレクションでは不合格だったが…

イッペイ・シノヅカ
【写真:Getty Images】

MF:イッペイ・シノヅカ(いっぺい・しのづか/背番号31)
生年月日:1995年3月20日(25歳)
前所属:大宮アルディージャ
2020リーグ戦成績:27試合出場/3得点2アシスト

 日本人の父とロシア人の母の間に生まれたMFは、ロシアの強豪スパルタク・モスクワでキャリアをスタート。その後、2017年に横浜F・マリノスに加入し、Jリーグ初挑戦を果たしている。そして2019年からは大宮アルディージャでプレー。1年目にキャリアハイとなる4得点7アシストを記録した。

 サイドでのプレーを基本とするイッペイ・シノヅカの大きな武器はドリブルだ。ボールを持てば迷わず仕掛けてゴールへと向かい、見る者には爽快感を、そして相手には恐怖心を与えることを可能としている。キック精度も高く、ミドルシュートやセットプレーで違いを作り出せる点も魅力だ。

 そんなイッペイ・シノヅカは、中学生時代に柏レイソルのセレクションを受け、不合格に終わったという経験をしている。それから十数年が経ち、プロとなった同選手は、中学生時代には果たせなかった柏への入団を決めることになった。次なる目標は、同クラブで結果を残すことになるだろう。

【了】

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