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Jリーグ 3年前

柏レイソル、期待の新戦力5人。名門フルミネンセで主力を張った男が加入、アビスパで急成長したDFの帰還もプラスに

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

5年過ごしたクラブを離れ地元へ

椎橋慧也
【写真:Getty Images】

MF:椎橋慧也(しいはし・けいや/背番号26)
生年月日:1997年6月20日(23歳)
前所属:ベガルタ仙台
2020リーグ戦成績:33試合出場/1得点1アシスト

 東京五輪世代のMFで、2019年のトゥーロン国際大会ではベストイレブンにも選出された実績を持っている。特長はボール奪取能力の高さにあり、そこからのパス展開でも存在感を誇示できる。また、主戦場は中盤の底だが、センターバックもハイレベルに務めることが可能という魅力もある。

 そんな椎橋慧也は市立船橋高校卒業後の2016年にベガルタ仙台へ加入し、ここまで同クラブ一筋のキャリアを築いていた。2019シーズンまではなかなか出場機会を伸ばすことができずにいたが、昨季は自身キャリアハイとなるリーグ戦33試合に出場。苦しむチームを最後までサポートしていた。

 5年過ごした仙台を離れ地元へ戻ってきた椎橋は、ネルシーニョ監督の下でも中盤底として使われだろう。場合によってはCBにも対応できる点は、柏にとってもプラスに働くはずだ。仙台在籍時よりポジション争いが激しくなることは確かだが、新天地で存在価値を示すことができるか。

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