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Jリーグ 3年前

大分トリニータ、期待の新戦力5人。“カタノサッカー”にぴったりな実力者たちが続々加入

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

キャリア2度目の大分加入

ポープ・ウィリアム
【写真:Getty Images】

GK:ポープ・ウィリアム(ぽーぷ・うぃりあむ/背番号22)
生年月日:1994年10月21日(26歳)
前所属: ファジアーノ岡山(※期限付き移籍期間満了)→川崎フロンターレ
2020リーグ戦成績:40試合出場/47失点

 東京ヴェルディのアカデミー出身で、同期には中島翔哉がいる。しかし、のちに日本代表へと上り詰めた戦友とは対照的に、2013年にトップチームへ昇格してからの3年間でリーグ戦の出場は1試合のみ。2016年にはFC岐阜へ期限付き移籍したが、そこでもポジションを掴みきれなかった。

 2017年からは川崎フロンターレへ期限付き移籍し、翌年完全移籍に。とはいえチョン・ソンリョンや新井章太といった実力者たちの壁を破ることができずにいた。転機となったのは2020年。フロンターレからファジアーノ岡山へ期限付き移籍し、プロキャリアで初めて1年を通してレギュラーポジションを守り抜くことができた。

 大分に在籍するのはフロンターレからの期限付き移籍だった2019年以来、2年ぶりとなる。前回はレギュラー獲得に至らなかったが、J2で正守護神としての経験を積んで実力も自信も増し、大きな成長を遂げた。2021年は改めて高木駿らとの競争に挑む。

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