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Jリーグ 3年前

大分トリニータ、期待の新戦力5人。“カタノサッカー”にぴったりな実力者たちが続々加入

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

長身のベテランストライカー

長沢駿
【写真:Getty Images】

FW:長沢駿(ながさわ・しゅん/背番号20)
生年月日:1988年8月25日(32歳)
前所属: ベガルタ仙台
2020リーグ戦成績:33試合出場/9得点0アシスト

 清水エスパルスを皮切りに、ロアッソ熊本、松本山雅FC、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸、ベガルタ仙台と数々のクラブを渡り歩いてきた経験豊富なベテランストライカーが、新エース候補になる。昨季はJ1で18チーム中17位に低迷した仙台でリーグ戦9得点をマークし、気を吐いた。

 192cmの長身を生かしたヘディングや、的確なポストプレーで前線の基準点として機能するのは長年のパフォーマンスで証明済み。かつてはひざの大怪我も乗り越えた不屈の精神の持ち主でもあり、チームリーダーとしての役割も期待できる。

 今季の大分は渡大生がアビスパ福岡へ移籍し、知念慶が川崎フロンターレへ復帰した。新たな得点源の確立は急務で、長沢の活躍にかかる期待は大きい。片野坂監督が作り上げてきた3-4-2-1の1トップとしてはうってつけの人材だ。

【了】

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